〒034-0093
青森県十和田市西十二番町14番8号
TEL:0176-23-5121(代表)
こんにちは。研修医1年目の永田賢治です。
令和6年6月7日に艮陵会館で行われた合同病院説明会に研修医2年目の江畑先生と外科の小村先生と参加してきました。
多数の病院が参加する中、当院にも多くの学生さんが説明を聞きに来てくださいました。 みなさん私の拙い説明を熱心に聞いて下さり、十和田市や青森県の魅力を少しでも伝えられたのかなと思います。 私自身も久々に母校に帰り、同期の研修医と話をして刺激をもらい、これからもより一層努力していこうと思いました。
こんにちは。研修医1年目の太田 理瑚です。
令和6年5月29日(水)に十和田市総合防災訓練に参加させていただきました。 今回の防災訓練では多くのことを学ぶことができたと思います。 まず、START法とPAT法の重要性を実感しました。これらのトリアージ技術は災害時に迅速かつ正確に患者さんの状態を評価する上で非常に有用であることを、実際のシナリオ演習を通じて理解できました。演習を通じて理論だけではなく、応急手当の技術など実践的なスキルも身につけることができたと思います。
また、他の救助機関とのコミュニケーションの重要性を痛感しました。 災害時に異なる組織が一丸となって対応するためには、明確で迅速な情報伝達が必要となります。 訓練を通じて、現場での連携の重要性を深く理解することができました。
さらに、市民の方々が積極的に防災訓練に参加し、防災意識を高めている姿に大きな感銘を受けました。 地域の安全を守るためには市民一人ひとりの協力と意識の向上が重要になると思います。 今回の訓練を通じて、地域全体の防災が高まっていると感じました。 今回の訓練で得た知識と経験を活かし、日常生活でも防災意識を高めていきたいと思います。 またこのような機会があれば、ぜひ参加したいと思いました。
昨年10月13・14日に行われた東北ブロックDMAT参集訓練では、 10月13日午前11時に青森県東方沖でM8.2の地震が発生した想定で東北6県および新潟県のDMATチームが、 各県から応援にかけつけるという訓練が行われました。当院でも地震発生に伴い、 多数傷病者が発生した想定で院内訓練を行いました。 職員約120名が参加し、多数傷病者受入れ時の対応や支援に来たDMATチームとの連携などを確認する実践的な訓練となりました。
私は午前中に黄色エリアの医師、午後にはトリアージエリアを担当しました。 前日から災害が起こった想定でエリアの準備を行い、 当日もストレッチャーで患者が運ばれてくる中診療を行うという、 実践に即した訓練をさせていただきました。
患者役は様々な職種の人が交代で行い、実際に身体診察を行いながらの訓練となりました。 写真は外科の藪内先生を診察している様子です。とても緊張しました。
災害時には当院だけで対応することが不可能な状況が多々あり、 病院内での連携だけでなく、他病院との連携も必要であるということを深く感じることができました。 今回の訓練においては、当院自体の機能は保たれている設定であったことから、 病棟や手術室との連携もスムーズに進めることができましたが、 実際の災害時には被害状況によってさらに混乱することや、さらに多くの患者が受診することが予想されます。 実際はこのような状況が何日間も続くと思うと、本当に過酷な状況での診療になるのだろうと思いました。
今回は貴重な経験を積むことができ、本当に学びの多い一日でした。 訓練の準備にあたってくださいました先生・職員の皆様や、地域の方々、他地域より十和田まで来てくださったDMATの方々に深く感謝しております。ありがとうございました。
2年次研修医 堀野 友里
初めまして。1年目研修医の堀野友里です。今年の4月から十和田市立中央病院にて研修させていただいております。
今年度は私を含め研修医5人が新たに十和田市立中央病院に就職いたしました。 同期みんなで切磋琢磨しながら、医師として、社会人として成長していきたいと思いますので、見守っていただけると幸いです。
プライベートなことではありますが、6月は同期で初めてのバーベキューを企画・開催いたしました。 同期5人に加え、先輩である2年目研修医の先生も参加していただき、おいしく楽しくみんなでお肉をいただきました。 仕事の日程的に同期そろって食事をできることはなかなかないので、貴重な経験を楽しむことができました。
これからも同期仲良く、力を合わせて仕事に励んでいきたいと思います。 これからどうぞよろしくお願いいたします。
2年目研修医中田寛明です。
先日当院の新入職員の歓迎会であるさわらびパーティーが数年ぶりに開催されました。 今年もたくさんの新入職員の方々を迎えることできたことをとてもうれしく思うと同時に、自分が入職してからもう1年もの月日が過ぎたということへの驚きが禁じ得ません。 自分はさわらびパーティーで司会を務めさせていただいたのですが、司会者席から日々お世話になっている院内外の医療にかかわる方々の姿を見渡した瞬間、本当にたくさんの方々に支えられて日々の研修をさせていただいているのだということをあらためて実感しました。
官庁街通りの碧々とした葉桜の下を通りながら、次にこの桜が咲くころには十和田での研修が終わっていることを寂しく思います。 などと言いながらも十和田での研修はまだしばらく続いていくので無事に修了できるまで見守ってもらえたら幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
1年目研修医の福士咲恵です。よろしくお願いします。
2月上旬にBLS(Basic Life Support)の講習会のため東京都に行ってきました。 BLSは、心停止患者さんに対する質の高い心肺蘇生のスキルです。講習会では、講義と実技で迅速かつ的確な心肺蘇生の技術を学んできました。 また、インストラクターや他の参加者の皆さんは東京の医療従事者の方々だったので、十和田とは異なる環境での救急医療についてお話を伺うこともできました。
学んだ知識・技術を今後の研修に活かしていきたいと思います。
新年明けましておめでとうございます、研修医1年目の小澤です。
1月25日には院内で、研修医による定期症例発表・勉強会が行われました。 同じく研修医1年目の高橋先生の発表内容は、鎮痛剤の貼付薬、いわゆる湿布による消化管出血の症例でした。 私の行きつけの理容室の店長さんもその湿布を頻用しているようなので、胃潰瘍など起こさないか密かに心配しています。
さて、今年度の医師国家試験も間近に迫ってきています。全国津々浦々の国試受験生はもちろん、来年から当院で初期研修予定の選ばれし6名にはとくに励んでいただきたいです。 卯のように、大きく飛躍して合格をつかみ取ってくれることを期待しています!
研修医1年目の高橋瑞葵です。11月10日においらせ町立甲洋小学校に「ドキドキ教室」の講師として2年目の荻野雅也先生と一緒にお招き頂きました。 「ドキドキ教室」とは様々な職業についての話を聞き、体験をすることで仕事に対する興味や関心を持つための教室です。 スポーツ選手、建築家、自衛官などの様々な職種の方もいる中で、医師として話をさせて頂きました。 他の職種の講師の方々はベテランが多い中で1年目の立場で話をするということで大変緊張しました。
1年生から6年生までの子供を対象に、医療のしくみや青森県の医療の現状を簡単に話しました。 体験の時間では、子供たちに白衣や手術着を着てもらって、実際に使用している聴診器や注射器、包帯などを触ってもらうことで、医師の仕事を身近に感じて貰いました。 興味津々で話を聞き、道具を楽しそうに触る子供たちの姿をみて、こちらも元気をもらいました。
初めて講演をする機会を頂き、緊張しましたが楽しく終えることができました。今回参加した子供たちの中で医療に興味を持ってくれる子がいてくれたら嬉しく思います。
こんにちは。研修医2年目の芳賀悠です。10月2日に仙台国際センターで行われたレジナビフェア2022仙台に太田和摩先生と後輩の高橋瑞葵先生と事務の村上さんと参加してきました。
今回は2年ぶり開催となり、全国から研修病院が参加していました。 コロナ禍ということもあり、例年と比較して学生の人数は少ないことが予想されましたが、会場は想像以上に賑わっており、各病院が自分の病院をアピールしようと声をかけていました。 当院のブースにも青森出身の学生から沖縄出身の学生まで地域問わず説明を聞きに来てくださいました。
学生からの様々な質問を通し、私自身も改めて頑張っていかなければと思えました。 より魅力的な病院となるよう、これからも励んで行きたいと思います。
こんにちは。研修医2年目の柳田です。
お久しぶりの更新です。
私事ですが、現在弘前大学医学部付属病院にて研修しています。志望科での研修であり、毎日楽しく過ごしています。
十和田以外の他院からも研修医が来ており、小さな同窓会に来ている気分です。
弘前ねぷた祭りは盛り上がっている模様です。
研修医生活はあっという間に過ぎていきます。残りの期間、当たり前ですが悔いの残らないよう過ごしたいものです。
(岩木山とりんごの木)
こんにちは。臨床研修事務担当の村上です。
6/4 に行われた「青森県医師臨床研修病院合同説明会」に参加しました。
昨年度に引き続きオンライン開催となりましたが、研修医の先生方にご協力いただき、スムーズに説明を実施できたかと思います。
(ご協力いただいた先生方、ありがとうございました!)
質疑応答では各科の研修内容についての詳細や十和田市での生活に関することなど、多くのご質問をいただきました。
口頭の説明では中々イメージが掴みづらい部分もあるかと思いますので、是非見学にご来院いただき、研修の雰囲気を肌で感じていただければ幸いです。
見学の希望・研修に関するご不明点などがありましたらお気軽に担当までご連絡ください。
今回ご視聴いただいた皆さんと直接お会いできる日を楽しみにお待ちしております。
(快くご協力してくれた研修医のみなさん)
事務局 村上
こんにちは。研修医1年目の柳田です。
1月以来の更新です。ネタが思いつかないため先月はスルーしていました。
先日Web上で行われた当院の病院ふれあい祭りにて「寝ながら誤嚥を防止!その名は…完全側臥位法」というテーマで発表をさせていただきました。 苦労してスライドを作ったわりには、参加人数が約30人程度と非常に少なく、複雑な気持ちになりましたが、視聴していただいた方には感謝です。
3月を迎えあっという間に1年目の研修が終了です。 来月には新1年次研修医があってくると思うと緊張しますね。
異動となる先生方や2年次研修医の先生方との別れは寂しいですが、 次会うときにはより成長した姿を見せられるよう日々励んでいきたいと思います。
明けましておめでとうございます。1年次研修医の柳田です。
新年1回目の研修医日記となります。今年も研修医日記(ほぼ筆者個人日記)の更新を継続していく所存です。
十和田の冬は寒さ・積雪共に想像以上に厳しいですね。。
先日転院搬送で八戸市の某病院に行ってきました。大学時代の同級生に引き継ぎを行いましたが、 バリバリ働いている同級生の姿を見ていい刺激を受けました。働いている病院こそ違いますが、同じ研修医として引き離されないよう頑張りたいと思います。
1年目の研修も残り3か月となりました。あっという間ですね。一方で国家試験までは残り1か月となり大詰めの時期です。
正月が過ぎ再び新型コロナが流行しそうな気配があります。 趣味の船旅に行きたいとこですが、その日はまだ遠そうです。
官庁街通りのイルミネーション(2021.12.31 撮影)
(以前の船旅より。初日の出ではありません。)
お久しぶりです、二年次研修医の小笠原拳斗です。
あっという間に十和田での2回目の冬を迎え、研修も残り約3か月となりました。ここでもう一度気を引き締めて、最後まで頑張ります。
最近特に寒くなってきておりますので、皆様体調にお気をつけてお過ごしください。
こんにちは。1年次研修医の柳田です。
先日研修医を対象とした縫合実習(皮膚縫合/真皮埋没縫合)が行われました。
前者は皮膚モデル(スポンジ)、後者は豚皮を用いて、外科の先生方のご指導下で練習を行いました。
外科や救急外来で縫合する機会はこれまで何度もありましたが、今回改めてじっくりと教わることでよりスキルアップすることが出来たと思います。
何事も基礎・基本の型が大切であることを実感しました。
12月になります。雪も降り始め本格的な冬を迎えますね。十和田の冬は如何に・・・。
寒さに負けず、研修に励みます。
副院長先生から手技を教わる研修医一同
今年の4月から十和田市立中央病院にて研修させていただいております、研修医1年目の菅葉月と申します。
十和田生まれ、十和田育ちなので、地元で研修できて大変うれしく思っています。 日々、学ぶことが多く大変ではありますが、やりがいも感じています。残り1年半の研修期間で、多くのことを学び、身に着けていきたいと思っています。
さて、先日来年度の研修医のマッチング結果が発表されました。 当院は来年度も6人フルマッチしたとのことで、大変嬉しく思うと同時に、後輩があと半年でできるという危機感を感じています。 来年度新しく入ってくる先生の手本となれるように今後はより一層研鑽に励んでいきたいと思います。
最後に、寒暖差が激しい季節となってまいりましたので、皆様お体に気を付けてお過ごしください。
1年次研修医 菅 葉月
こんにちは、研修医1年目の荻野雅也です。
秋も一段と深まり、寒さが身に染みる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 先日、おいらせ町立甲洋小学校に「ドキドキ教室」の講師としてお邪魔させていただきました。 内容は、子供たちが将来のためにいろいろな職業について触れるというものであり、「医師」として参加させていただきました。 私自身、医師としてはまだまだ未熟者ではありますが貴重な機会をいただき、1年生から6年生までを対象に講演をしてきました。
子供たちには白衣を着てもらい、聴診器での診察体験や実際の医療器具に触れてみることで医療についてのイメージを身近に感じてもらいました。 一生懸命で楽しそうな子供たちの姿を見て、自分自身も元気をいただきました。 医師になりたいと言ってくれた子や積極的にたくさんの質問してくれる子が多くとてもうれしく思いました。
初めての講演で緊張もありましたが、とても楽しく終えることができました。 こういった機会で、少しでも子供たちが医療に興味を持ってくれたらいいなと思います。 地域に根差した医師を目指し、今後も機会があれば積極的に地域交流に参加していきたいなと思います。
こんにちは。1年次研修医の柳田です。
現在外科で研修中です。
忙しい時も多いですが、学びが多く非常に楽しく研修をしています。
先日外科に対して医療用のVRの説明会があり、筆者も参加しました。
VRゴーグルを被ると臓器が目の前に立体的に映し出され、手の動きに連動して拡大や回転などができました。
現在では手術シミュレーションやカンファレンス・教育に使っている病院もあるそうです。
医療機器の目覚ましい発展を直接経験することができ、いい機会となりました。
VRに色々と興味がわきました。
初期研修が始まり早くも半年が過ぎています。危機感をもって頑張りたいと思います。
研修医日記は筆者の個人日記のようになっていますね。
(怪しい動きで操作をしている筆者)
こんにちは。1年次研修医の柳田です。
10/2,10/3に行われた「第11回日本プライマリ・ケア連合学会東北ブロック支部学術集会」にて症例発表を行いました。コロナ渦であるためオンラインでの開催となりました。
初めての学会発表で緊張もありましたが無事終えることができました。
スライド制作は苦戦しましたが、先生方のご指導もあり、最終的には満足のいくスライドを作ることができました。
ご指導いただいた先生方にはこの場を借りて改めて感謝申し上げます。
研修医生活が始まり半年で発表の機会を与えていただき、非常に良い経験となりました。
10/1に研修医マッチングの中間発表が公開されました。中間発表どおりフルマッチすると嬉しいですね。
(発表を控え、緊張している筆者)
今年の4月から十和田市立中央病院でお世話になっています、研修医1年目の芳賀悠と申します。
出身は宮城県仙台市ですが、ここ十和田市に就職しました。十和田市は自然豊かで心地やすさを感じております。
日々、医療の難しさを実感しながら研修に励んでおります。
9月になり、遅れながらも夏休みをいただきました。コロナ禍ということもあり、遠出はできませんでしたが、幸いなことに十和田市は奥入瀬渓流という素晴らしい場所があるため1人で観光してきました。
研修医としても頑張っております。
学生の皆さん!
十和田市を訪れ、十和田市の魅力、当院の魅力を知っていただけると嬉しいです。
初期研修医1年目 芳賀 悠
こんにちは。研修医1年目の柳田です。
先日、8月30日に「十和田市夏まつり 第64回花火大会」が行われました。
当院のほぼ真向いが会場であり、院内からも十分に鑑賞できました。
私自身も院内から約30分程度鑑賞し、花火の迫力・美しさをしみじみと感じていました。
8月からは多くの病院で研修医のマッチングが始まり、当院でもスーツ姿の学生さんを見かけました。
今回も定員フルマッチし、来年4月から新しい研修医の皆さんと一緒に働くのが楽しみです。
9月、10月になると、国家試験が迫ってきていることを実感する時期かと思います。
得意科目・好きな科目を作り、それを武器に頑張ってください!
1年次初期研修医 柳田 錬
今年の4月から十和田市立中央病院でお世話になっています、研修医1年目の荻野雅也と申します。
出身は十和田市であり、地元に就職できてうれしく思います。
久しぶりに十和田で生活をし、やはり地元ならではの過ごしやすさを感じております。
医者としても社会人としても1年目であるため、多くのことを学び経験し、心と体の健康に気を付けながら一人前を目指して日々精進していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
最後に、コロナ流行に伴い暗い話題が続いていく中、東京オリンピックでの日本選手の大活躍によるメダル獲得という明るいニュースをよく耳にするようになりました。
一生懸命頑張っている姿を見ると、心にぐっと込み上げてくるものがあります。
東京オリンピックが終わった後も、日本に少しでも明るい兆しがさしてくれることを祈るばかりです。
1年次初期研修医 荻野雅也
こんにちは。研修医1年目の柳田です。
7/19に行われた「レジナビフェアオンライン北海道・東北week2021」に参加し(私と成田医師、芳賀医師が参加)、当院の概要・魅力等について説明してきました。
制限時間ギリギリまで多くの質問を頂き、とても嬉しかったです。
病院選びは、百聞は一見に如かずだと思います。是非当院に見学に来てください!! (田舎ですが、美味しい店はたくさんありますよ)。
1年次初期研修医 柳田 錬
はじめまして。2021年4月より研修医としてお世話になっている、成田茂樹と申します。 気付けば約3か月が過ぎており、光陰矢の如しだなと・・・
また、コロナの影響はまだ根強く、色々と不便を強いられております。 ただ、この文章を書いている時点では、ワクチン接種も徐々に進んでおり、それが功を奏してくれたらと願うばかりです。
さて、この3か月間は、臨床の現場に出て様々なことに圧倒される毎日でした。自分にとって一番身近である2年目の研修医の先生の知識やスキルは物凄く、 来年の自分がこのような研修医になれるとは今のところ想像できません。 それでも、少しずつでも近づいていけるように日々精進していきたいと思います。
季節の変わり目であり、体調管理にもより気を遣う時期です。皆さま、十分にご自愛くださいませ。
まだまだ駆け出しの研修医ですが、温かい目で見守っていただけると幸いです。今後とも、宜しくお願いいたします。
1年次初期研修医 成田茂樹
当院勤務開始から2年間はあっという間に過ぎ、3月をもって初期研修は終了となりました。
この2年間は高校卒業以来久しぶりに十和田市で過ごし出身地の医療に携わる事ができ嬉しく思います。
初期研修医として様々な科で勉強できたことは自身の経験値となるだけではなく十和田市の医療の現状を見る事ができる唯一の機会だったのではないかと思います。
支えて下さった皆様に感謝を申し上げます。
来年度からは小児科専攻医として他の病院にて勤務することになります。専門領域で学んだ事を今度は地域に還元できるよう日々励む所存です。
再びお会いした時はどうぞよろしくお願い致します。
奥 詩織
こんにちは。ご無沙汰しております。研修医の尾崎佑輔です。
今回が2回目の研修医日記投稿ですが、研修終了につき、早くも今回が最後の投稿となりました。
御指導して下さった上級医の先生を始め、様々な病院職員の方々の支えもあり、研修2年間を無事終了させて頂く事が出来ました。
研修医1年目の4月は社会人生活のスタートでもあり、学生と社会人という点での立場の違い、業務や医学的知識の点でも足りない所が多々ありとても苦戦したのを覚えております。
0からのスタートではありましたが、自分の周りにいた方々の御蔭で様々な事を勉強させて頂く事が出来ました。
十和田市は四季折々の街並みがとても綺麗で、特に春の官庁街通り沿いの桜並木は満開になると圧巻の景色でした。
今年は新型コロナウイルスが流行した事もあり、花見をする事は出来ませんでしたが通勤中に桜並木をみては心癒されておりました。
馬刺しやバラ焼きもとても美味しく、身体がどれだけ疲れていても食べるとすぐに払拭されました。
素晴らしい環境下で2年間研修生活を過ごさせて頂きました。
私は次年度より他院での勤務となりましたが、2年間の研修で勉強させて頂いた事を活かし診療に励めたらと思っております。
2年間上級医の先生を始め、同期や後輩、他の職員の方々に大変お世話になりました。
周りの方々の支え無しには今の自分はいないと思っております。
誠に有難う御座いました。
医師として成長し皆様にまたお会いする事が出来ましたら幸栄です。
新型コロナウイルスが猛威をふるい終息の兆しは未だにみえませんが、どうか皆様も御身体を御自愛下さい。
尾﨑 佑輔
2年目医師の太田健人です。当院での初期研修を修了させていただきました。
初期研修を終えての思いを述べさせていただきます。
まず、今年度はコロナウイルス流行という、近年例を見ない世界的な感染症との闘いの1年でしたが、 院長をはじめとして各科の先生方のカンファレンスにより、現在はコロナウイルス感染症への当院としての対応方針が決定しております。 世界的に流行する感染症という誰も経験したことのないことでしたので、対応方針の決定にあたり、院長、各科の先生方には大変な御心労があったことと思います。 お陰で私たち研修医も当院の対応方針に則り、スムーズに診療を進めることが出来ました。ありがとうございます。
研修の内容については、内科、外科、脳神経外科、麻酔科、メンタルヘルス科、整形外科、小児科と様々な科をローテートさせていただきました。 どの科の先生方も大変熱心に御指導してくださり、コメディカルの皆様、地域の皆様に支えられ、大変充実した研修を送らせていただきました。
来年からは弘前大学病院勤務となりますが、当院をはじめ県内各地の先生方の御指導のもと、医師としても人間としても成長し、青森県の医療を支えていきたいと思います。
2年間、本当にお世話になりました。ありがとうございます。
太田 健人
1年次研修医の中村侑愛と申します。
もう早いもので1年の研修を終えようとしており、また十和田市に春が訪れようとしています。 何も成長できていないまま1年たってしまいましたが、指導医の先生方、やさしく研修をサポートし、 教えて下さった2年目の先輩方のような素敵な医師になれるよう今後とも頑張ります。 今年の十和田市はかなり雪がつもり、びっくりしていましたがだんだん暖かくなって過ごしやすくなり、 また新しい1年の始まりを痛感しております。2020年はあまり十和田の自然を楽しむことができませんでしたが、官庁街通りの春景色を見られるのが楽しみです。 来年度からまた1年目の先生方が加わり、新しいメンバーで研修していくことができるのはとても楽しみです。 後輩を指導していく立場として、そして同じ職場で働く仲間として共に成長していけたら幸いです。
まだまだ至らない点ばかりだと思いますが、今後ともよろしくお願い致します。
1年次初期研修医 中村 侑愛
はじめまして。本年4月より十和田市立中央病院の初期研修医としてお世話になっております、水沼 直央 (みずぬま なおひろ) と申します。 私も同期採用の3人と同じく、青森生まれの青森育ちです。弘前大学ではゴルフ部に所属しており、 八甲田ビューカントリークラブへ毎週のようにキャディのアルバイトや練習で通っていた時期がありました。(なお、練習量の割には上達しませんでした。)
私が中央病院での研修を希望するきっかけとなったのは、大学6年時の病院実習です。
脳神経外科での1ヶ月の実習でしたが、脳外科の先生はもちろんのこと、他科の先生方もあたたかく迎え入れて下さいました。
そして初期研修中の先生方から病院の魅力をうかがい、実習を終える頃には「この病院で研修したい!」と強く思うようになっていました。
今こうして中央病院の研修医日記を書けることを非常に嬉しく感じています。
さて、4月から初期研修が始まりましたが、研修医として覚えるべきことの多さに圧倒される日々を送っています。 そして2年目の先輩方を見ていると、果たして1年後の自分はここまで仕事をこなせるようになっているのだろうかと不安に襲われます。 今はどこまでも遠く感じる先輩方の背中ですが、それを追いかけて日々努力を重ねていきたいと思いますので、2年間どうぞよろしくお願いいたします。
1年次初期研修医 水沼 直央
はじめまして。初期研修医1年目の浦田風です。まずは自己紹介をさせていただきたいと思います。 私は三沢市の片田舎に5人兄弟の4番目として生まれ、たくさんの畑と草木に囲まれて育ってきました。 「風」という名前も自然が大好きな(のかどうかは知りませんが)父が付けた名前で、上から順番に「大地」「海」「空」「風」「(なぜか太陽の逆で)陽太」と兄弟皆、自然にちなんだ名前となっています。 「ふうちゃん」という名前はかわいらしく、名前のように、そよ風のような優しくかわいらしい、人の癒やしとなる人間にいつもなりたいと思ってはいるのですが、 実際のところは、台風のように大雑把で元気すぎるくらいで困っています。どうしたらそよ風のような人間になれるのでしょうか。誰かアドバイスがあったら教えてほしいものです。
十和田市は住んだことはないのですが、三沢市から近いこともあり度々訪れていた地ではあります。 美しい街並みと桜並木に憧れていました。実際に住んでみてまだ日が浅いですが、美しい街並みにふさわしいおいしいご飯とお酒があり、早くもこの地が好きになりました。 お酒を飲んでばかりいずに、元陸上部らしく十和田の街並みを走ってみたいと思います。 先日久しぶりに走ってみたら、2キロ足らずでこのまま病院に行こうかと思うほど辛かったのはきっと気のせいです。 たしか風が強かった気がします。そんな気がします。そういうことにしておきます。
まだまだ未熟者ですが、大好きなこの地で頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
このような情勢ですし、季節の変わり目ですから、皆さんどうぞご自愛ください。
1年次初期研修医 浦田 風
1年目研修医の中村 侑愛(なかむら ゆめ)と申します。
出身は青森市で、ねぶた祭りが大好きです。
よくねぶたを跳ねすぎて、足の爪を内出血で黒くしてしまいます。
今年は残念ながら開催されませんでしたが、ぜひ十和田の皆様も、見に行って跳人が持っている鈴を貰ってみてはいかがでしょうか。
私の名前は良く読みにくいと言われるのですが、由来は「人(にんべん)の愛が有るように」というものだそうです。
この名前の通り、患者様や医療従事者の方々に誠意を持って、真心込めて接していくつもりです。
今後も十和田市民として勤務していきますので、何卒宜しくお願い致します。
初めまして。研修医1年目の小笠原拳斗と申します。出身は八戸市で小、中、高と八戸で過ごし、大学を卒業後、初期研修で十和田市立中央病院に参りました。
新型コロナウイルスの影響もあり、十和田の自然や美味しいグルメ等を楽しむことはできていませんが、落ち着いたらたくさん行ってみたいです。
今はまだわからないことだらけではありますが、たくさん勉強し、早く仕事を覚えて、先生方と一緒に患者さんのお力になれるよう努力致します。どうぞよろしくお願い致します。
1年次初期研修医 小笠原拳斗
こんにちは。研修医2年目の尾崎佑輔と申します。
医師となり早くも1年と数カ月が経過致しました。 昨年度、入職した当時、社会人としても医師としても私はとても未熟であり、右も左も分からず、失敗の毎日でありました。 医師として知らなければならない事の多さに翻弄され、毎日苦戦しているうちにあっという間に1年が経ったなという所が、現在の私の正直な想いであります。 現在も医師として未熟である事には変わりないので、様々な患者様を診させて頂き、日々勉強し、精進して参りたいと思っております。
2020年の1月頃より新型コロナウイルス感染症が流行し、日本でも大流行致しました。 致死率の高さ、感染力の強さ等が問題となり、未知のウイルスとの闘いに日本中が緊迫とした状況に侵されておりました。 現在も尚、余談を許さない状況にあります。
当院におきましても、外来制限、救急制限等の措置があったため、研修医としても、いつもと少し違った形での研修となりました。 そういった状況の中でも、上級医の先生方は研修医に対し、様々な知識や手技を御教授して下さり、また抄録の作成等、様々な機会も与えて下さりました。 日々、あらゆる人々への感謝の気持ちを忘れず、謙虚な姿勢で、医師として少しでも成長できるよう、これからも精進して参る事が出来たらと思っております。
これから、夏にかけて連日猛暑の日々が続く事が予想されます。皆さんもどうか無理をなさらずご自愛下さい。今後とも引き続き宜しくお願い致します。
尾崎 佑輔
今年の3月、十和田市立中央病院での初期臨床研修を無事終了いたしました。2年間はあっという間で、本当に多くの方々に支えられてここまで来ることができました。
入職当時は、初めての医師としての業務、初めての社会人生活が始まり、身の振り方もよくわからず、不安な気持ちでいっぱいでした。 ですが、周りのスタッフの方々に優しく支えられ、日々医師としてのスキルを磨き、成長する事ができました 。私が十和田市立中央病院での研修を選んだ理由の一つである、自由にいろんな事にチャレンジできる環境が、研修期間たくさん得られました。 2年間を振り返り、医師としての初めの一歩を十和田市立中央病院で研修できて良かったと思っております。 初心を忘れず、これからも支えてくれる方々への感謝の気持ちを持って診療していきたいです。
年度末はコロナ流行の影響もあり、お世話になった方々に、感謝の言葉を述べる機会がなく、申し訳なく思っております。 この場を借りて、感謝の気持ちが少しでも伝わればと思っております。 数年後、専攻医となり再び十和田市立中央病院で働く日が来ましたら、またよろしくお願いいたします。 2年間、本当にありがとうございました。
古川 智美
お久しぶりです。
研修医日記を書かせていただくのもこれが最後になります。以前に書いたものを確認すると、1年目の花火大会の記載がありました。
ちょうど8月のことでした。そこから早いもので1年数ヶ月の年月が流れていました。各科でそれぞれの指導医の先生方に厳しくも温かいご指導ご鞭撻をいただきました。
2年目の春には後輩たちも大学を卒業し、うれしくも6人の初期研修医が入ってきてくれました。
2年目になり、今まで教えていただくだけだったのが、後輩に教えるということができました。 意図・意味が伝わっているか理解できているか教えることの難しさを痛感する日々でした。 自分なりにできる限りの教えられる限りのことを伝えたつもりではありますが、最終的に後輩たちの成長の一助になっていれば幸いと思います。
現在世間では新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出自粛等が続いており、医療資源、特にマスクや消毒用アルコールなどが手に入りづらい状況になっています。
当院は感染症指定医療機関であり、新型コロナウイルス感染症の入院を行う医療機関になります。 今のところは通常診療を制限するような状態ではありませんが、一寸先は闇、いつどのような状況になるかはわかりません。 僭越ながら市民の皆様には冷静な判断、行動をお願いしたく思います。
皆様はご健康を願って最後の挨拶とさせていただきます。2年間誠にありがとうございました。
太田 和摩
2020年3月をもって十和田市立中央病院の研修を無事修了することができました。研修をしていくにあたり病院関係者の皆様や地域の方々に大変お世話になり、支えられてここまでくることができました。 来年度以降も医師として精一杯精進していきます。2年間ありがとうございました。
外崎 奏汰
無事に初期研修を終えることができました。ここまで来ることができたのは、指導医、上級医を始め、多くのメディカルスタッフの方々の温かい励ましや心強いサポートがあったからこそだと思います。 感謝の気持ちでいっぱいです。この場をお借りして皆様方に厚く御礼申し上げます。
4月からは当院のメンタルヘルス科にて専攻医として更なる研修に励む事となりました。 あたたかい心のこもった医療を心に念じて、研鑽を積み、患者さんや社会に対して良医として成長していきたい所存です。
新年度も引き続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
中村 ジェイムス
お久しぶりです。
研修医日記を書くのも今回でついに最後となってしまいました。この場をお借りして十和田市立中央病院での2年間の研修を振り返りながら日記とさせて頂こうと思います。
2年前に当院に初期研修医として赴任した際、勉強ばかりだった学生生活から急に医療の現場で働くことに大きな不安を抱いていたことを覚えています。 実際に研修が始まっても最初は問診だけでも緊張し、1日が終わった後には毎日反省の日々。 しかしながら同期や2年次研修医の先輩、指導医、スタッフの皆さんに支えられ、何とか1年間を終えることが出来ました。 1年次が終了する頃には診療や手技にもある程度自信も付き、一人の医師として判断を行う場面も増えていました。
2年次に入ると研修医の後輩ができ、実習の学生さんを受け持つことで指導を行う機会も増えました。 でも実際のところは自分が何かを教えるよりも、ディスカッションを通して自身が勉強になったり、診療に対する考え方や視野が広がったりと教わることの方が多かったです。 知識や技術が広がったことで逆に診断や対応に迷う場面も増え、今一度謙虚な姿勢と、周りへの相談が大事だと気づかされる1年間でした。
初期研修の2年間は終わってみるとあっという間でしたが非常に濃密な時間で、自分の医師としての骨格に係わる大切な期間でした。 全てのスタッフ、地域の皆さんに支えられて無事に終了することが出来たと改めて思います。本当にありがとうございました。
長くなりましたがいつか再び当院で働けることを願って研修医日記を締めさせていただきたいと思います。
長沖 雄介
令和2年3月末にて十和田市立中央病院での初期臨床研修を無事修了することができました。 様々な診療科で、指導医の先生方を始めとした医療スタッフの方々に暖かく見守って頂きながらの2年間となりました。
右も左もわからないところから、知識・経験を得て少しは医師らしく振舞えるようになったかとは思いますが、 思い返せば多くの失敗もしてきました。今後も研鑽を積んで、向上していきたいと思います。 4月からは北海道にて放射線科専攻医としてさらに学んでいくこととなりました。 十和田での2年間に感謝しつつ、引き続き医師として頑張りたいと思います。ありがとうございました。
眞島 隆成
こんにちは。初期研修医1年目の奥です。前回は4月担当だったのですが、ちょうど医師として勤務してから半年が経過した10月に2回目の日記担当となりました。 医師としては当然のこと社会人としても病院のスタッフとしても新人であった4月から半年、本当に様々な事を体験してきました。 まだまだ未熟で学ばなければならないことばかりですが、まっさらだった4月の自分と比べると少し成長できているのではないかと思います。
さて、あっという間に2年間の初期研修期間のうちの4分の1が過ぎてしまったわけですが、先日初期研修医マッチングの結果発表がありました。 来年の後輩候補の人数はここ2年と比べ少なくなってしまいましたが、自分と同じ研修病院を選んでくれた後輩にしっかり指導できるよう勉強していきたいと思います。 また、今年の二年目研修医の先生方があと半年で初期研修を終えることとなりますが、多くの先生は大学の医局に所属し当院を離れる事になると思います。 真摯に指導して下さり時に悩みを聞いて下さった先輩方がいなくなってしまうと考えると大変寂しい思いになってしまいますが、 残りの期間で教えて頂ける事と一緒に過ごせる時間を大事にしていきたいと思います。
秋の寒空のせいかセンチメンタルな話題になってしまいましたが、秋らしい行事に先日参加しました。 当院で毎年開催している”病院ふれあいまつり”というイベントがあります。病院を一般の方に開放し、病院版の文化祭のようなものを行います。 スタッフがチームを組んでブースを作り、簡単な健康診断を行ったり手の正しい洗い方や体の洗い方を指導したり病院で出している栄養食を試食して頂いたりします。 私もスタッフとして市民の方々と交流する事ができましたが、休憩を頂いた時に自分も各ブースを巡ってみました。 市民の方々に医療と健康について関心を持っていただく良い機会になっているのではないかと思いました。 個人的にとても楽しかったのは盲導犬やセラピー犬に会えたことです。ちょっと他のブースと趣旨が変わりますが、本当に人懐っこく可愛い犬で特に子供に大人気でした。 彼等が毎年ふれあいまつりに来てくれるのかは分かりませんが、他にも体組成を測ったり医療に関する講演が聴けたりと面白い行事になっておりますので興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。
4月から数えるとまだ半年ですがもうじき冬がやってきます。今も冷たい風が吹いていますがこれから気温が下がり冷え込んできますので体調を崩されないようお過ごし下さい。
研修医1年目 奥 詩織
こんにちは。2年次研修医の外崎です。久しぶりに研修医日記を書くにあたって、1年目とはまた違った視点からお伝えできればと思います。 今回も他の研修医の先生の分まで書いても良いとのお達しがでました(中村先生との間に何人か抜けていると思われます)。
大きく3つほどあります。一つ目はこの1年間ないしは2年間がすごく濃密であったということです。 幸いなことに様々な経験を積むことができ、患者さん一人ひとりにより自信をもって向かうことができるようになりました。 わかることとわからないことの境が明確になってきたからかもしれません。 ここは自分でやろう、看護師さんに協力してもらおう、専門の科の先生方に相談しようという線引きが少しずつ見えてきたような気がします。 まだまだ未熟ではありますが、少しずつ理解し実践につながっている感覚をつかんでいるようで、医療のやりがいを少しは感じることができていると思います。
二つ目は当院のみならず他の病院での研修を通して、様々な意見を聞くことができた点です。 その病院で必要な医療が展開されており、様々な視点から勉強させていただきました。 また同世代の先生方と意見交換をすることでとても刺激になり、もっと精進しなければいけないと思うようになりました。 めっちゃできる先生が多いです。
三つめは教えることの難しさを痛感したことです。 他の研修医の同期も書いていましたが、後輩ができ、学生さんも実習にきて自分が教える機会がとても多くなりました。 月並みになりますが、自分がきちんと理解した上で後輩が納得できるように伝えなければいけません。 自分の知識や経験を整理することにつながります。指導医の先生方の立場や苦労も少し感じることができました。 自分が教わる立場のときのふるまいを見直すきっかけにもなっています。
今年度を持って十和田市立中央病院の研修は終了することになりますが、 一つでも多くの経験を持って3年目以降につなげていきたいと考えております。
2年次研修医 外崎奏汰
元号も平成から令和へと移り変わり、また異例の10連休という長いGWとなりました。 勤務もありましたが、休みも頂くこととなり、私は絵を描いたりパソコンをいじったりしてゆっくり、まったりと過ごすことができました。
医局には1年次初期研修医や学生など新しい顔ぶれがならび、賑やかになっています。 彼らの学ぼうとする積極性には見習うところが多くあります。
医学・医療の範囲は膨大で、やればやるほど自分の未熟さに気付かされます。 これからも日々勉強と反省を積み重ねて、一人前になれるよう努力していきたいと思います。
2年次初期研修医 中村ジェイムス
はじめまして。研修医1年目の太田と申します。 5月の研修医日記を担当させていただきます。
研修医となってあっという間に2ヶ月が経とうとしています。 日々の業務には少しずつ慣れてきましたが、毎日復習するべきことが多く、てんやわんやの日々を過ごしています。 復習して1個1個身に付けていくことで成長していこうと思います!
只今消化器内科でお世話になっておりますが、先生方のご指導のおかげで4月の入りたての頃とは別物の自分になれていると実感しております。 先生方、全ての病院スタッフさん、地域の住民の方々に支えられて充実した研修を送らせて頂いております。 本当にありがとうございます。
4月から7月は弘前大学から病院実習生も来るので、一緒に成長していけたら良いと思います。 後輩に分かりやすく教えられるように、自分もより一層勉強します。 病院見学も随時募集中ですので、学生の皆さんはぜひ気軽に来てください。 見学後に少し時間のある方は、美味しいご飯を食べながら一緒にお話ししましょう~!
話が変わりますが7月7日の十和田湖マラソンにランニングドクターとして参加させていただくことになりました。 大学以来久々のハーフマラソンですが、根性で頑張ります! 十和田湖マラソンに参加される方々はどうかよろしくお願いいたします。
去年の先生の研修医日記を読んだところ、これから全国的に連日の猛暑が続いていくらしいので、 くれぐれも無理をせず、皆さんご自愛ください。上十三地域の医療に貢献できるよう、これからも精進していきます。 今後とも、どうかよろしくお願いいたします。
研修医1年目 太田 健人
平成最後の月。新しい先輩、後輩を迎え、二年次研修が始まりました。 昨年度は本当にあっという間に時が過ぎていきました。 自分の力不足で悔しい思いをしたこともたくさんありましたし、至らないことが多く、いろんな方々に助けてもらい、迷惑をかけたこともたくさんありました。 それでもここまでやってこられたのは、周りの温かいサポートのおかげです。本当に感謝しています、ありがとうございます。
今までは、目の前のことに、全力を注ぐことで精一杯でしたが、今年度はもっと広い視野を持ち、その先を見据えて研修に取り組んでいきたいです。
残り1年となりましたが、最後までよろしくお願いいたします。
初期研修医 古川智美
はじめまして。初期研修医1年目の奥詩織と申します。 初めての投稿となりますので私の自己紹介をさせていただきたいと思います。 私は十和田市に生まれ高校卒業まで十和田市で育ちました。その後、弘前大学医学部に入学し6年間を経て無事医師になることが出来ました。 6年間過ごした弘前以上に長く住み、家族も暮らしている十和田市で勤務することが出来たことは私にとって非常に幸いです。
大学在学中もたびたび帰省はしていましたが、6年ぶりに地元に帰ってきて改めて街並みの美しさなど感じます。 この春はなかなか気温が高くならず、4月であるのに雪が降るなど変わった気候ではありますが、 いずれ桜が咲いたら実家で飼っている犬と散歩などしようと思います。
また、大学卒業まで地元の外食店にあまり赴くことが多くなかったのですが、久しぶりに街を歩いてみると新たにできたお店が散見されます。 おそらく2年の初期研修を終えた後は一度十和田市を離れることとなると思うので、仕事に励みながら2年間で色々なお店を発掘できればと思います。
高校時代の同期などはすでに社会人3年目として頑張っているなか、社会人1年生としてまだまだ未熟ですが、 彼らに追いつく、もしくは追い越すくらいの心意気で日々学び邁進していこうと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
平成31年4月 1年次初期研修医 奥詩織
お疲れ様です、2年次初期臨床研修医の大山哲司です。 早いもので2年間の初期研修医生活が終わろうとしています。この場をお借りして振り返らせていただきます。
高校、大学と弘前で過ごしていた私は、県内の病院のうち、弘前から程々に離れており、 学生時代からの志望である整形外科を長くローテートできる病院を探していました。 それらのうち、学生時代からサッカーでたびたび訪れていた十和田で研修をさせていただくことにしました。
1年目は内科や外科など必須科のローテートでした。 各科で整形外科志望であることを公表して臨みましたが関係なく、 どの科でも研修医として出来なければならないこと、 整形外科に進んで必要になること、それぞれを熱心に教えていただきました。 ローテートが終わったあともたくさん相談させていただきましたが、毎度迅速に応えていただき感謝しております。
2年目は整形外科を中心のローテートでした。 あらゆる場面での知識・技術を御指導いただきました。 できることが増えていくに従い、任せていただける仕事が増える分、責任やプレッシャーもあり、 当然もがき苦しむこともありましたが、最後の最後まで支えてくださった上級医の先生方には頭が下がる思いです。
また、メディカルスタッフの方々は2年間最後まで優しかったです。 看護師さんや薬局、検査科、放射線科にはわからないことをたくさん質問させていただきました。ありがとうございました。
1年目の先生方にも励まされながら支えてもらっていました。 情けないことに何か与えられるようなことが出来た気がしませんが、先輩として立ててくれた後輩たちに感謝しています。 僕のダメなところは反面教師にしつつ、積極的に後輩を支えられる先生たちになってほしいです。
この場で書き尽くせないほど多くの方に支えられた2年間でした。ありがとうございました。
4月からは出身大学である弘前大学で後期研修と大学院を同時にスタートします。 特にこの半年間は初期研修2年間と比較すると患者さんの前に出ることは今より減るかもしれませんが、長期的にみて、自分にとって必要な時間だと思っています。 今後、再び当院で勤務させていだたく機会に恵まれた際に一人前の整形外科医として皆様のお役に立てるよう、日々精進して参ります。
2年次初期研修医 大山哲司
明けましておめでとうございます。
友人にも「こんにちは」する1年目研修医の外崎です。
ついにインフルエンザ警報が十和田市を含む上十三地域でも出されました。
当院でもインフルエンザで受診される患者さんが多くいらっしゃいます。
私自身はどこまで予防効果があるのだろうかと思いながら、マスク1枚と手指消毒で粘れています。
病院スタッフもインフルエンザにかかっている人は少ないのではないかという印象はあります。
手洗いやマスクなどできる予防は行っていきましょう。
さて前回の研修医日記から早半年が経ちました。 12月担当の長沖先生の日記が更新されていないのをみると、良い意味で変わらないなと思い、12月分の話もしてしまおうかと思います笑 年末は病院忘年会が開催され我が研修医チームはみんなでダースベーダーに月に代わっておしおきをしました。 さわらびパーティーから半年間成長した姿を見せれたと思います。 病棟の忘年会では普段は厳しい上司に熱々おでんを食べてもらいました。 「もっとやれ」とダメだしされたことも良い思い出の一つです。もっとやればよかったと昨年1年間の中で最大の後悔でした。
そろそろ今年度の医師国家試験を迎えます。 あのときから1年が経ちましたが、少なくても1年分は成長できているのではないかと思います。まだまだ絶賛成長中です。 後輩たちには頑張っていただき(すでに十二分に頑張っているとは思いますが) 来年度一緒に働くことを楽しみに研修医日記を締めさせていただきたいと思います。
平成31年1月 1年目研修医 外崎 奏汰
こんにちは。1年次初期研修医の中村です。 雪も降り、寒さが厳しくなってきました。私もさっそく新しい冬靴と冬服を準備しました。 久しぶりの氷の地面は、思ったより滑りやすく、転びそうでヒヤリとしました。
病院では、最初の勤務から半年が経ちました。 少しずつ慣れてきて、いくらか貢献できるようになっていればと思います。 しかし、学べば学ぶほど自分の未熟さを思い知らされ、もっと勉強しなければという気持ちになります。
一方で、今自分が学べているのは、同僚や指導医、コメディカルスタッフの方々の暖かい支援のおかげとも思います。 病棟では気さくに話しかけていただき、分からないことの相談も優しく乗ってくださるので、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
さて、十和田市現代美術館の前にはイルミネーションの設営が進んでいるようで、 雪の中で輝く公園を想像するとワクワクします。 冬は寒さなどつらいこともありますが、楽しいことも同じぐらいある季節とも思います。 いちごがスーパーにたくさん並ぶようになりました。いちご好きの私としてはうれしい限りです。
時節柄、どうぞ暖かく健やかにお過ごしください。
1年次初期研修医 中村ジェイムス
こんにちは。一年次研修医の古川です。光陰矢の如し、もう冬の寒さを感じ始めています。 働き始めて半年が経ち、少しずつ仕事に慣れてきましたが、まだまだ抜けが多く、日々精進しております。 最近、自分の体力のなさを反省し、どうやったら体力つくのかと考えています。 誰かいい方法があったらぜひ教えてください。
また、この時期まで来ると、仕事はもちろん、 病院内外でのいろんな行事を通して、他職種の方とも交流を持つことができ、毎日が充実しています。 いつもありがとうございます。
私事ですが、10月に夏休みをとらせていただき、羽を伸ばしてきました。 といっても、すでに寒い時期の夏休みは、夏というか・・・どことなく不思議な休暇となりました。 そして休みから帰ってきたら、来年度の初期研修医のマッチングが決まっていました。 後輩が入ってくるまでもう後半年。待ち遠しい反面、自分の成長に焦りを感じています。 毎日の仕事の中で、一歩ずつ、これからも成長してきたいです。よろしくお願いいたします。
初期研修医 古川智美
はじめまして。初期臨床研修医1年目の眞島隆成と申します。 本来は9月担当ではありましたが、投稿が遅れてしまい申し訳ありません。 この十和田市立中央病院で4月より研修医として学ばせていただいておりますが、早いものでもう半年を過ぎようとしています。
指導医の先生方、看護師さんをはじめとした病院スタッフの方々の支えもあり、日々元気に過ごしております。 さて、最近は病院内でも色々と食事会・飲み会などが重なり、美味しいものを食べる機会が増えております。 十和田は食も充実したところでして、病院を出て少し歩けば美味しいお店がたくさんあります。 体を絞らなければならない私としては非常に悩ましい所に住むことになったわけですが・・・。 ふと思い立ちランニングシューズなども買ってみました。
このシューズの底が擦り切れるようなことに、果たしてなるのでしょうか。きっとならないでしょう。
季節の変わり目ですので、皆様ご自愛ください。
1年次初期研修医 眞島隆成
はじめまして。研修医1年目の太田和摩と申します。8月の研修医日記を担当させていただくことになりました。
十和田で研修が始まって早5ヶ月になります。指導医の先生方の熱心な指導、 看護師さん方をはじめとしたスタッフの方々の温かい支え、 そして頼もしい同期のおかげで楽しく研修させていただいています。 毎日新しい知識を獲て、経験を積んでいます。
8月中旬に十和田で花火大会がありました。町中で上がると非常に近くで見ることができ、 音も大きく非常にきれいで見応えがありました。出店も非常に人が多く、賑わっていました。 十和田の人たちは活気があるなと感じました。
最後になりますが、季節の変わり目で体調を崩しやすいですが、くれぐれもお気をつけください。
1年次初期研修医 太田和摩
はじめまして。研修医1年目の長沖と申します。 六月の担当だったのですが、気が付けば七月の終わりになっていました。ごめんなさい。
十和田での研修も早いもので4ヶ月が経とうとしています。少しずつ病院や日々の業務に慣れてきた半面、一日が終わるころには相変わらず反省ばかりの毎日です。 それでも指導医の先生方の熱心なご指導、全ての病院スタッフ、地域の住民の方々に支えられ充実した研修を送らせて頂いております。 この場を借りて感謝申し上げたいと思います。
4月から7月の4ヶ月は学生の病院実習も重なって非常に病院内も賑やかでした。 少しでもこの病院の雰囲気と美味しい十和田グルメを味わってもらえたのなら幸いです。 病院見学も随時募集中ですので学生の皆さんは是非気軽にお立ち寄りください。美味しい馬刺しを用意して待っております(笑)
話は変わりますが先日、今年で第三回を迎える十和田湖マラソンにランニングドクターとして参加させていただきました。 大学時代は陸上部だったのですが、国試勉強による体重の激増と想像を遥かに上回る過酷なコースに、 救護が必要なのは自分の方ではないかと思いながら走っていたのは内緒です。。。 来年の開催までにはランニングドクターとして心の余裕を持って走れるように、節酒と減量を心がけていきたいと思います。思うだけですが。
全国的に連日の猛暑が続いていますがくれぐれも無理をせず、皆さんご自愛ください。
研修医1年 長沖雄介
皆さん初めまして。1年次研修医の外崎奏汰と申します。
7月を担当させていただきます。最近は十和田も暑くなってきましたが、夏バテしないように一緒に気を付けていきましょう。 夏に向けて食が細くなってきているので本当に気を付けます。
早いもので研修医として働き始めてから4か月が経とうとしています。 先生方のご指導のおかげで学生時代の自分とは別物であると断言できます。絶賛成長中です。
今回研修医日記を書くにあたり、研修医の先輩方や同期の日記を読んでみたところ、 皆さんの顔がありありと浮かび、十和田での研修や生活の様子がすごく見えてくるようでした。 そんな日記を私自身も書きたいと思い、硬い文章を書き連ねた1時間分の下書きは消え去っていきました。 そういうことで私らしさを出すポイントとしては2点あります。
1つ目は7月に緩和医療科で研修させていただいたことです。指導医の先生には6年間で緩和科を研修にくるのは初めてだと言われました。 学生時代から緩和科を志してきた私としては従事希望者の少なさに少し寂しさもありましたが、逆にやりがいも感じています。 当然ですが、皆さんは緩和医療と聞いてどのような印象を持たれるでしょうか。 私は、患者さん方の苦痛を取り除き、少しでも楽に生活できるように手助けする科だと考えています。 決して、「死ぬときにかかる科」ではないことはご理解いただきたいです。 研修の中でT先生の丁寧な説明と患者さん第一の考え方には頭が下がるとともに、大変勉強になりました。
2つ目は、今年の4月から念願の卓球を始めたことです。 今までは15年間バスケットボールをやってきたので全くの初心者スタートですが、 様々な方の協力を得て、今はさわらび会館にて黙々と練習中です。 目標は2年間のうちに社会人大会で1勝したいなあと思っていますが、まずは本業をしっかり!は肝に銘じております。
長くなりましたが、十和田市を始め上十三地区の方々の助けに少しでもなるように精進して参ります。これからもよろしくお願いいたします。
平成30年7月 研修医1年目外崎奏汰
皆さんはじめまして。今年度より研修をさせていただいております、中村ジェイムスと申します。
私はハワイで生まれ、2歳から小学6年まで北海道の美幌町というところで育ちました。 その後、函館→札幌→弘前→十和田と移り住んできて、だんだんと南下している気がします。
さて、先週は当院の最大の新人歓迎会である「さわらびパーティー」が開催されました。本会では、新入職員は出し物を披露することになっており、我々1年目研修医は集団でダンスを踊りました。
はじめは気が重いなと感じました。しかし、皆でなにを踊るか決めたり、衣装を検討したり、振り付けを考えたりした経験は、いつも一人でいる自分に居場所のような感覚を与えました。
こちらのTシャツを衣装にして踊りました→
結果的にダンスは大成功で、たくさんの方々からお褒めの言葉をいただき、とても嬉しく思いました。楽しいひとときとなり安堵しております。真剣に練習に取り組んでいなければ、味わえなかった感覚だと思います。
これから2年弱、十和田での研修が待ち受けていますが、何事も真剣に取り組んで、失敗も糧にできるように意識を高くもって臨みたいと思います。皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
平成30年5月 1年目研修医 中村ジェイムス
初めまして。研修医1年目の古川と申します。十和田に住み始めてまだ日は浅いのですが、街のいろんな所にあるアートに毎日癒されています。
仕事では覚えること、やりたいことが多く、とてもすべてを満足にできていません。
てんやわんやの毎日で、いつも周りの方々に助けてもらいながら仕事をしています。本当にいつもありがとうございます。
新しい環境、新しい人間関係の中に立ち、自分が今までいかに周りが見えていなかったのか、そして自分をわかっていなかったのかに気づかされます。
落ち込んでいても仕方がないと、何度も気を取り直し、日々少しでも成長できるように努めております。
病院前の通りでは、今年とても美しい桜をみることができました。 1年の時を経て、この桜を再びみる時、自分にも新しい花が咲かせられますよう、日々努力して参ります。 ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
1年次初期研修医 古川智美
はじめまして,2年次初期臨床研修医の大山哲司と申します。 研修医の同期がおらず,寂しい思いをすることを覚悟しましたが, 先輩の先生方やスタッフの方々に支えられ声をかけていただきながら過ごした1年でした。 おかげさまで2年生になることができました。本当に感謝しております。
さて,4月からは6人の後輩を迎え,身の引き締まる思いです。身も心も引き締めていきたいと思います。 昨年の自分よりも早くスムーズに各科での知識や手技を習得できるようサポートすることが先輩としての使命だと思います。 少しでも力になれるようバックアップしていきたいです。 偉そうなことを言ってしまいましたが,1年目の先生たちに教えてもらう場面もあると思うのでそのときはこっそり教えてもらおうと思います。 自分もまだまだ至らぬ点が多々あるので,今年も1年精進して参ります。
2年次初期研修医 大山哲司
皆さんこんにちは、張賀冕です。
光陰矢の如し、4月からは後輩も増え、私も教える立場となります。 2年経って、最初は問診すら満足に出来なかった私も、少しは形になってきたかな、と思っています。先生方からのサポートを受けながら、自分なりに精一杯頑張ってきたつもりです。
さて、3年目からが医者のスタートです。自ら考え、実行していく。 これまで以上に勉強が必要だ、と不安で一杯です。初期研修の2年間はもちろん大事な時期ですが、これからが本番です。 2年間が無駄にならないよう、もっと成長していけると信じて、1日を丁寧に過ごしていこうと思います。
先生方やメディカルスタッフの皆さんに沢山支えて頂きましたが、患者さんにも勉強させて頂きました。 こんな若いのにやらせたくない、と思われていたと思います。本当にありがとうございました。私が今ここまで成長できたのは皆さんのおかげです。
この場を借りてもう一度お礼申し上げます。本当にありがとうございました。
4月からですが、もう少し当院で勉強しようと思っています。私を見かけた際には、心の中でも結構です、エールを送って頂けたら幸いです。
それでは、2018年が皆さんにとって良い1年となるようお祈りして、私の挨拶とさせて頂きます。
初期研修医2年目 張賀冕
自分は大学6年の実習で1か月中央病院の総合内科(当時の総合診療科)を回ったご縁で中央病院にやってきました。早いもので十和田に来てから2年の歳月が経ちました。
私はすべての科を回って研修させていただきましたが、 各科の指導医の先生方をはじめスタッフの皆様には大変よくしていただきました。 これも基本的に研修医同士でローテートが被らないという当院の方針によるところが大きいのかもしれません。 人手が足りず各科ともお忙しい中で,研修医のことを細やかに見て下さるのは本当に大変だったと思いますし,頭が下がる思いです。 通常診療に関することはもちろんですが,各職種の視点などを教えていただけたのは今後医療を行っていくうえで大変勉強になりました。
2年間を通じて感じた当院での研修の最大の強みは「研修医をみんなで育てて十和田の医療を盛り上げよう」とする熱い思いを持つ方が多く, 地域全体で研修医を育ててくれるということでしょうか。 指導医の先生方をはじめスタッフの皆さんには沢山の知識・技術を教えて頂きました。 先生方のご指導のもと学会発表ができたこともとても勉強になるとともに非常に大きな刺激になりました。 また救急隊の皆さんにもよくしていただき,救急・災害医療を学ぶことができたことで,救急災害医療への関心が高まり, 今後も災害医療にかかわりたいと思うきっかけにもなったと思います。
また十和田の地域住民の皆さんもとてもお優しい方ばかりで研修医である旨お伝えするたび 「頑張っていいお医者さんになってください」とお声をかけていただいたのは研修の励みになりました。
わずか2年間でしたが、皆さんにここまで育てていただいたこともあり,十和田を離れることに大きな寂しさを感じています。 おそらく自分にとって十和田は「第二の故郷」になったのだと思います。 ですから今後も十和田の医療に何らかの形で関わっていき,十和田の地に少しずつでも恩返しをしていきたいです。 …まとまりのない文章で申し訳ありません。本当にお世話になりました。また皆さんにお会いできる日を楽しみにしております。
初期研修医2年目 眞柄 達也
皆さんお久しぶりです。研修も2年目、後半に近づいております、張賀冕です。
7月が担当でしたが、連絡用紙を9月になって見つけました。ごめんなさい。
さて、今年に入ってから新しい先生方や、学生さん達で病院内は大変盛り上がっておりました。 皆さんもどこかで見知らぬ顔の先生方を見られたことと思います。 7月で学生さんたちの実習は最後でしたので、今はすこしフレッシュな空気が無くなっています(笑) 自分よりも色々なことを知っている学生さんを見ては、悔しかったり励みになったりしていました。 十和田を気に入って来年研修に来てくれると嬉しい限りです。
そろそろ私も今後の進路を決める時期に入りました。 何をやりたいかは大体決まっていますが、どういう順序でそこに行くかはまだ迷っています。 初期研修が終わるといよいよ本格的に一人でやることが多くなります。 今から不安で一杯で、自分の勉強不足をまだまだ思い知らされていますが、一歩ずつ確実に成長出来るように頑張ります!
それではまたお会いしましょう!
初期研修医2年目 張賀冕
2年目研修医となりました。眞柄です。4月になり徐々に春めいてきました。 早いもので十和田に来てから1年が過ぎてしまいました。 この1年色々ありましたが、何とか頑張ってこられたのは病院スタッフの皆さんはもちろん、 暖かく見守って下さった地域住民の皆さんのおかげです。
御報告が遅れましたが、3月5日にマリンメッセ福岡で行われたレジナビに行ってきました。 毎年話を聞きに来て下さる学生さんの数が多くなってきていますが、 今年も過去最高を更新する30人の学生さんが来てくださいました。 中には当院のホームページを見て来てくださった方もいました。 この研修医日記も見てくれていたようで嬉しい限りです。 レジナビ終了後は福岡名物の水炊きを食べに行き、充実した3日間が終わりました。
新年度がスタートし、新たな先生方をお迎えし、新たな体制で診療を開始しています。 実習生の方も今年はたくさん来てくれているので、当院の魅力を伝えていければうれしいです。 見学も随時募集しているので、是非見学に来てくださいね!
2年次初期研修医 眞柄 達也
2年目初期研修医の水野です。研修期間もいよいよ修了が近づいてきました。 あっという間の2年間で、やり残したことがいっぱいです。それに加えて、レポートも書かなければならないし、研修医日記も書かなければならないし、あれも、これも・・・、ああ、初めから計画的にやっておけばよかったと反省しきりの今日この頃です。
あっ、3月19日(日)東京ビッグサイトで開催される「レジナビフェアスプリング2017in東京」にも参加予定です。少しでも多くの学生さんに十和田市立中央病院のすばらしさをお伝えしなければと、こちらは(?)気合が入っています。たくさんの方が当院のブースにお越しいただけますようお願いいたします。お土産も付きますヨ!
さて、今年は全国的に雪がたくさん降ったようですが、十和田も昨年よりは雪の降る日が多いような気がします。こちらの雪はサラサラした雪なので積もった雪もふかふかで、車が走ったり、風が吹くなどで舞いあがります。また、桜の枝に積もった雪が夜間に凍ると、まるで桜が咲いているように見えます。特に病院の前の通りでは、立ち並んだ桜の木が街路灯に照らされて満開の桜の季節と見間違えるような幻想的な光景が見られます。写真を撮っておこうと思ったのですが、撮ろうと思った翌日には残念ながら溶けてしまっていました。「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは(親鸞)」。タイミングを逃すと二度とうまくいかないということが人生には幾度となくあるものなのです。この美しい光景を見るためには、やはり十和田に来るしかないのでしょう。ちなみに、違う時期の降雪後の写真があったので載せておきます。私は4月からも十和田で後期研修医として修業を積む予定にしていますが、同期の2人はそれぞれ違うところに移ります。官僚をやっていた時もそうでしたが、やはり別れはさみしいものです。わが敬愛する67歳の現役ロックンローラー矢沢永吉の歌の一節が頭に浮かびます・・・どんな恋にサヨナラ言うよりも、男達の別れはサミシイ・・・と。
初期研修医 水野隆史
皆さんはじめまして。今年から研修医として参りました、張賀冕といいます。11月の担当です、よろしくお願いします。
名前に疑問を持つ方がいらっしゃると思います。私は中国人ですが、日本で生まれ、ずっと弘前市で育ちました。中国語も出来ますが、目下勉強中です。
さて、11月6日は十和田市立中央病院で病院まつりが開催されましたね。私は初めての参加でしたが、すごい盛り上がりに驚きました。私は頸動脈エコーと、下半身の筋力チェックのブースをお手伝いしました。ひっきりなしにくるお客さんを見ていた中で、検査中じっと画面を見ている姿、できないと言いながら片足立ちにチャレンジする姿から、健康への関心の高さを感じておりました。1日があっという間に過ぎ去り、日々の勉強とはまた違う充実した時間を過ごすことができました。
また、個人的に「日本災害医療実地研修」ということで、岩手県に行ってまいりました。災害時に医療者として何ができるのか、何をしないといけないか、実際にがれきの下を模した部屋で被災者に接触する体験もしてきました。相手の命を助けると同時に自分の命も大切にしなければいけない。体験と言えど、退避命令が出た時の被災者役の「行っちゃうの」の一言は心に重く響きました。
被災地の見学は、釜石市と大槌町に行きました。旧大槌町役場、県立大槌病院跡地などを見学してきましたが、境界線がはっきりわかるように住宅がなくなっている場所もあって、瓦礫等はきれいになっていましたが、被災の余韻がまだ残っているような感覚でした。
とても貴重な経験だったと思います。人は辛いことは忘れていく生き物です。明日は我が身だという意識を思って過ごそうと強く思いました。
さあ、12月は忘年会シーズンですね。私もそうですが、皆さん、くれぐれも飲みすぎて救急外来に搬送されませんように。
平成28年11月 1年目研修医 張賀冕
はじめまして。今年度より研修をさせていただいております眞柄達也と申します。
私は茨城県水戸市の出身で弘前大学を卒業し、学生時代に実習でお世話になったご縁もあり、中央病院で研修させていただくことになりました。研修が始まってから半年ほど経過しましたが、勉強すべきこともまだまだ多く精進の日々です。
先日、三本木高等学校、付属中学校で行われた「職業講話会~就くにはサロン~」にお邪魔してまいりました。このお話を頂いたとき「働き始めて半年程度の私でいいのでしょうか?」という戸惑いのほうが大きかったのですが、副院長のT先生も一緒に来て下さるとのことで参加させていただくことになりました。
会場では未来あふれる学生さんたちが待っていてくださいました。対話形式、ローテーション形式で行われ、1回目17人、2回目17人の学生さんたちとお話をさせていただきました。なかなか準備不足で完全には伝えきれない部分もあったかと思いますが、医師という職業について少しでも具体的なイメージを持ち、興味を持っていただければ幸いです。
2回目にお話しさせていただいた学生さんが最後に司会の方からインタビューを受けた際に将来の夢について
「医師になることです」
と明言して下さいましたが、志の高い学生さんたちに医師になって頂き、十和田地区の医療が盛り上がっていくといいですね。
これから寒くなって参りますが、皆様ご自愛ください。
平成28年9月 研修医:眞柄達也
研修医2年目の山井です。
今月は十和田八幡平国立公園制定80周年記念として市内各地で花火大会や競歩大会、マラソン大会などが行われました。
なかでも今年から始まった十和田湖マラソン大会は参加者が十和田湖をフェリーで渡り、秋田県小坂町でスタートし県境を越えて青森県十和田市の子ノ口がゴールという、国内でも珍しいハーフマラソンでした。小医と、同期の菅原先生が救護医として、丹野院長と富浦副院長がランニングドクターとして参加して来ました。
(先頭集団は大丈夫だろうということで)
中間集団のなかを走る丹野院長
10km地点
丹野院長やマリオ、ルイージなどの着ぐるみキャラに遅れること20分、最後尾を守る富浦副院長
優勝者は1時間10分ほどでゴール。あいにく閉会式は小雨がぱらつきましたが、フェリーで中間地点兼大会本部の休屋まで戻った参加者には青森県のB級グルメ、十和田のバラ焼きと十和田湖のヒメマス汁が振る舞われました。
年齢ごとのブロック優秀者には十和田市長からご当地名産品が手渡されました。
初めての試みでしたが、ネットでの500人の募集を上回る550人の応募があり全国各地からのランナーが集まりました。表彰者にも長崎県や広島県からの泊りがけの参加者が多く、次回開催にもぜひ参加したいとの声も聞かれました。
自分も来年はランナーとして参加するべく、今から体力づくりに取り込む所存です。
平成28年7月 研修医:山井 悠吉
2年目初期研修医の水野です。
研修プログラムの「地域医療研修」の一環として、6月6日から2週間、北海道の新ひだか町にある静仁会静内病院にお世話になってきました。外科の先生に付いて、外科の外来、手術、病棟管理を学ぶとともに、総合診療科の外来を見学しつつ、漢方処方等について学んできました。この間、院長や指導医の先生のみならず各科の先生方やコメディカル、事務の方々にも大変親切にしていただき快適で有意義な2週間を過ごしました。また、各地から来ている2年目研修医に接し、改めて自分がどれだけ遅れをとっているかを認識させられました。
休日には、近くの牧場などを見学し、旅行気分も味わいました。新ひだか町は、日本一のサラブレッドの生産地、日高昆布の名産地として有名なところです。特に、サラブレッドでは、歴史的名馬であるトウショウボーイ、オグリキャップなどを輩出しています。
トウショウボーイは古くからの競馬ファンならご存知の「天馬」と称された名馬で、その同世代の馬には「流星の貴公子」と称されたテンポイント、そして後に「緑の刺客」、「第三の男」と称されたグリーングラスがいました。トウショウボーイとテンポイントは、デビュー前から評判の馬で、4歳馬のクラシック戦線の主役でしたが、グリーングラスは、目だった活躍もできずクラシックの春はほとんど無名でした。秋を迎え、4歳馬の最後のクラシック菊花賞で、回避馬がいたために運良く繰り上げで出走することができたグリーングラスは、ゴール間際でテンポイントとトウショウボーイの死闘を一瞬で捕らえ、大方の予想を覆し見事に菊花賞馬となったのです。その後この3頭は当時のサラブレッドの3強として主な大レースのほとんどを制していきました。
当時、私はこの晩成の大器グリーングラスの大ファンでしたが、なんと、グリーングラスは十和田に隣接する七戸の産駒だったことを最近知り、十和田に来たことに何がしかの縁を感じずにはいられませんでした。
そんなご縁も感じつつ、グリーングラスのあの剛脚に思いを馳せて、これからも十和田で頑張っていきたいと思います。
平成28年6月 研修医:水野隆史
1年次研修医の菅原啓司と申します。 初期研修医としての生活も早いもので、間も無く1年目を終えようとしています。
現在、私は循環器内科をローテートさせていただいていて、心エコー、カテーテルを用いた血管造影、末梢静脈カテーテル挿入、そして最近ではペースメーカー移植術に立ち合わせて頂いたりなど、様々な手技を経験させていただきまして、充実した研修生活を送れています。
このような真面目な文章を書くのはあまり得意ではないので、3月上旬に行ってきた福岡レジナビの話をしようと思います。
福岡のマリンメッセにて、3月6日、医学生を対象にしたレジナビフェアが開かれました。例年、10人程度が中央病院のブースに来てくださるみたいなのですが、今年は21人??( ^ω^ )
しかも中には、当院のホームページを見て、来てくれた学生さんもいて、とても嬉しかったです。
レジナビが終わったあとは福岡の名産品に舌鼓を打ち、とても充実した福岡での三日間でした。
間も無く新1年次研修医を始め、新スタッフが加わり、新年度がスタートします。
来年度はより、診療技術を向上させ、一医師として成長して研修を終えられるよう精進していきます。
来年度もよろしくお願いいたします。
平成28年3月29日 研修医:菅原 啓司
はじめまして、今年から十和田市立中央病院で初期研修医として働かせていただいております、山井 悠吉(やまのい ゆうきち)と申します。
簡単に自己紹介を。ずっと千葉育ちの千葉大卒で、(医者の余っている)関東以外で研修したいのと、とにかく暑いのが苦手な僕にはここ十和田の立地と医療状況がぴったりでしたので、2年間の初期研修を受けさせていただくことにしました。
4,5月は消化器内科、6,7月は呼吸器内科で研修を行いました。7月には呼吸器内科のK先生のお許しをいただいて、母校、千葉大が山梨県の援助のもと運営している富士山7合目救護所に2泊3日でボランティア診療をしてきました。
学生時代から何回も登っている富士山ですが、世界遺産登録の影響か、今年も登山客で大賑わいでした。登山初日、10時ごろから飲料水や日用品やらをふもとの富士吉田市で購入して救護所の車(後輩の5年生に運転させた)で五合目まで輸送。だいたい12時ごろから登山開始、五合目から先はリュックに詰めて人力です。重いし、暑いし、とんでもなく疲れますが、もう5,6回は登っているので案外慣れていました。五合目から七合目まで、速い人なら1時間程度、ゆっくり登っても2時間かかりません。
救護所についたら、前任の先生と交代。二泊三日の任期が始まります。
前任者は3日間で要救護者0という平和な任期を過ごしたようですが、私は交代5分後に最初の一人が来て以来、千客万来で計11人以上を診察しました。幸い、軽い擦過傷や高山病などで、命にかかわる傷病者はいなかったものの、下腿骨折で下山を余儀なくされた高齢女性もおりました。その他にも、掃除やら医薬品管理やらで忙しい毎日でしたが、7合目からの絶景が疲れを吹き飛ばしてくれます。基本的に雲の上なので晴れか、もしくは曇り(雲の中)です。(笑)
下山してからの温泉も最高です。日焼けの痛みには難儀しましたが。後輩たちと東京まで一緒に帰り、老舗とんかつ店の特製弁当をおごってやって私の任期は終了しました。
(後輩たちの評価が良ければ)また来年もお声がかかるはずです。楽しみにしています。
平成27年9月 研修医:山井 悠吉
皆さん、こんにちは。
1年目初期研修医、またの名「還暦の初期研修医」の水野です。
本日は、当病院の第3回目となる「病院ふれあいまつり」が開催され、正面ホールでのオープニングセレモニーから始まり、当病院主催の絵画展・同表彰式、盲導犬デモンストレーション、マジックショー、バンド演奏、ミニコンサート、茶の湯コーナー、院内見学ツアー、市民公開講座第1部が催されました。ここには、十和田市のゆるキャラ4人組(「にんにん(ニンニク)」、「ねぎん(ネギ)」、「ごんぼう(ゴボウ)」、「ねばっち(ナガイモ)」)も度々登場しイベントのお手伝いをしてくれました。私も、このうちの「ごんぼう」と「ねっばっち」をつかまえて記念撮影をさせてもらいました。
一方、院内各所では、3箇所での医療・健康相談コーナーや13箇所での医療体験コーナーが設置され大勢の人が来てくれました。また、最後には、別館講堂で市民公開講座第2部講演会(東北大学神宮教授による「放射線でがんは治るの?」)が催され、フィナーレを飾りました。
私は、医療体験コーナーの一つ栄養サポートチームの「目で見る血流と栄養補助食品の紹介」コーナーで、栄養補助食品の紹介や血流測定装置での血液のサラサラ度合いやドロドロ度合いの判定に係わらせていただきました。大勢の人が興味を持って集まっていただき、長蛇の列ができました。皆さんが健康問題に本当に関心を持たれているのを強く感じ、医師として、少しでも早く市民の皆さんの健康の回復や維持のお手伝いができるようになりたいと強く思いました。またこの他、アイマスクをして盲導犬の誘導での歩行体験、床ずれ予防体験など貴重な経験もさせていただき充実した1日を過ごしました。
今回が初めての病院ふれあいまつりへ参加ということになりましたが、市民の方々に病院に親しみを持っていただくともに、医療・保健への理解をいただくという点に関してはそれなりの成果をあげたのではないかと思います。来年の病院ふれあいまつりが更に充実したものになるようお手伝いができればと思います。
さて、本来の初期研修の方ですが、4月から6ヶ月を経過しました。まだまだ何も進歩がないような気がしますが、いい病院に来たなということだけは実感しています。もうすぐマッチングの発表となりますが、来年度は当院には何人の研修医(=ラッキーな研修医)が生まれるのでしょうか、楽しみです。
平成27年10月18日 研修医:水野隆史
今頃は、官庁街通りの桜が満開になっているでしょう。
去年、リア充とは無縁の氷河期真っ只中でいじけている僕に「お花見に行こう」と誘ってくださったK 先生と、十和田名物の甘いたこ焼きを食べたことがつい昨日のように思い出されます。
どうもご無沙汰しています。
今年3月まで初期臨床研修医として奉職させていただいていた桐野創です。
僕みたいな正の要素が少ないダメレジは、完全に忘れられているか憎悪の対象として医局や病棟で語り継がれているかのどちらかだと思いますが、居を変えて何とか生存しているのでご安心ください。
今回、偉大なる丹野院長から「お前が始めた研修医ブログなんだから、尻切れトンボで終わらせないでしっかり完結させい!」と遠隔的にお叱りを受けたので、東京の淀んだ空の下でこの文章をカタカタと打ち込んでいます。
ちなみに今日は日曜日で、先ほどダイエットがてらのランニングを神宮外苑でしてきましたが、歩行者天国には幸せそうな家族・カップルで満ち溢れており、汗だく油まみれの120kg は完全に闖入者扱いでした。そのため、文章がいつも以上にひがみ・やっかみなどの負のオーラ満載ですが、そこは心の広い十和田の方々なら許していただける、と勝手に思い込んでいます。
まずは、現状についてお伝えさせていただきます。
4月からは母校・ペンマーク大学精神科で後期研修医として仕事に従事しています。大学病院は医者が多く、マンパワー的には恵まれていますが、その分やらなければいけない事務仕事も多いため、人間的に未熟な自分は大体イライラしています。陰性感情は容易に周囲に伝わってしまうため、早くもいい感じで干されている気がします。
今考えると、看護師さんをはじめ、十和田の病院スタッフの方々はそういった雑務を文句ひとつ言わずにこなしていたのですね。
当時、生意気な言動を吐き散らしていた自分が本当に恥ずかしいです。タイムマシンに乗って、医局でぶーぶー鳴いている醜い豚をぶん殴ってやりたいです。心から反省しています。。。
「看護師さんが聖母マリアの集まり」であった以外に、中央病院の思い出を徒然なるままに書き連ねてみます。
●院長室は本当にオープン!
よく「意見があったらいつでも院長室に来なさい」と口で言う院長が多いですが、大抵ノンアポで行くと会えなかったり、美人秘書に「アポイントメントとっていないんですかあ?」と怪訝な顔をされてしまい、地位の差を嫌でも見せつけられることが多いです。
しかし、我らが丹野院長のお部屋は「扉が無いのでは?」と錯覚するくらいオープンで、不貞な初期研修医が朝一番に思いついたクレームを、嫌な顔一つせずに傾聴してくださるその誠実な姿に、正直惚れていました。
ただ、その意見が病院運営に反映されるかはまた別の問題であり、当時は「聞くだけ院長」「八方美人」「十和田の高田純次」と聞くに堪えない罵詈雑言を陰で叩いていましたが、今は「経営って難しいんだなぁ」と院長の苦労が少しわかるようになりました。
心の広い院長なら、数々の無礼を許してくれると信じています。
若気の至りとはいえ、申し訳ありませんでした。
●味の濃い職人集団であるドクターたち
診療科を問わず、指導医・上級医の先生方には本当によくしていただきました。「変わり者の先生が多いな」と思っていましたが、プレーンヨーグルトのような味気無い医者ばかりの東京の研修より、色々なことを学ぶことができたと思います。
総合内科を回っている間は、毎晩酒池肉林(極めて健全な)を堪能させていただきました。後にも先にも、こんなエキサイティングな研修は味わえないと思います。両親の次に僕の食費を払ってくださったI先生に、足を向けて眠れません。今も毎日北枕です。
呼吸器内科のK先生は僕の“メンタリスト”として、進路をはじめ恋愛など幅広い相談に乗ってくださいました。ただ、ここまで尽力してくださったにもかかわらず、僕には当分春が来そうにないことを、この場を借りてお詫び申し上げます。
僕が精神科に行こうと決めた理由に、中央病院のメンタルヘルス科が関わっていることは言うまでもありません。
毎日50人以上の外来だけでなく、20人ほどの入院も並行して診療しているY先生は、俗にいう精神科医とは明らかに一線を画しています。
常に患者サイドで物事を考えようとする姿勢は、なかなか真似できるものではない、ということを自分が精神科に進んで実感しています。
一朝一夕では到底追いつけないですが、いつもその背中を意識していきたいと思います。そして、僕が精神科医としてある程度仕事ができるようになったら、短い期間でもお礼奉公させていただきたいです。
他にも、震える手の僕に優しく(時には厳しく)指導しながら様々な手技をやらせてくれた外科や循環器内科の先生方、当直で脳髄が揺れるほど怒っても愛媛トークと共にビールをがぶがぶ飲ませてくれた脳外科のT 先生、知識のなさを嘆きつつも一から生理学を教えてくださった麻酔科のF 先生、僕にダイエットとゴシップネタと下半身の奥深さを教えてくれた泌尿器科のN 先生、ニヒルな笑顔とハスキーボイスで元気と勇気をくれた消化器内科のS 先生など、本当に沢山の先生方にお世話になりました。生意気で腰が重い外様のダメ研修医を、しっかり2 年間面倒見てくれた中央病院は、やはり器が大きいと思います。
●院内食堂「おりづる」はうまい!
これは言わずもがなだと思いますが、僕みたいに三度の飯以外にさして楽しみがない人間にとっては、おりづるのお弁当は本当に心の癒しでした。また、たまに食べるラーメンや豚の生姜焼き定食など、アラカルトメニューのクオリティーの高さには毎回感心していました。
十和田での最後の食事はおりづるの中華丼とおにぎり。こちらからお礼を言わなければならないのに、ご主人から「2 年間ありがとうございました」と言われたとき、「ああ、俺は十和田を去るんだ」と感傷的になってしまいました。絶妙な味付けのはずのおにぎりがいつもよりしょっぱく感じたのは、何故でしょうか・・・。
思い出は次々と浮かんでくるのですが、きりがないのでこの辺で筆をおかせていただきます。
医者として始まりの2 年間、あまりスマートとは言えない初期研修でしたが、十和田で学んだことが僕の血となり肉となっていることは疑いようのない事実です。お金とは違って、決して無くなることのない僕の財産です。
これを糧に、これからの人生を突き進んでいきたいと思います。
唯一得られなかったのは、異性との甘美な思い出だけです。学生時代に嫁を用意してくれると約束した院長に対する恨みは、しばらく消えそうにありません。
皆様の益々のご健勝を祈願しています。
2年間本当にありがとうございました。
お元気で、さようなら。
平成27年4月19日 元研修医:桐野創
「やあ、元気?」と爽やかな挨拶が自然にできたら、どんなに楽しい人生になるだろう、と思いつつ、うつむいてどもり気味の挨拶しかできない、社会人失格研修医の桐野です。
この研修医日記も、「日記」とはとても呼べない間隔で何とか続いていますが、そろそろ華のある優秀な研修医に書いてもらった方が病院のためになると強く感じています。その旨を院長に伝えても「がはは!」と豪快に笑い飛ばされてしまうため、今回も駄文でホームページを汚染することになってしまうのでしょう。
この時期になると、僕みたいな人間でも初期研修終了後の進路のことを考え始めています。僕も含め、多くの人が①専攻する診療科目を決め、②後期研修する場所を決める、といった2段階の流れで進路を決めていると思います。
まず、大前提となるのが①です。初期研修病院を決める際には深く考えないで済んだ、ある意味「医者人生の根幹」の部分を決定しなければなりません。最初に選んだ診療科を一生やらなければならない、なんて縛りはありませんので、そこまで神経質になる必要はありませんが、人間誰しも遠回りはしたくないので、それなりに真剣に考えている人が多いです。
②に関しては、個人的にはそこまで大きな問題ではないと思います。大きく分けると「大学医局に入局する」か「入局しないで市中病院に就職する」の2つだと思いますが、昭和の白い巨塔的時代はいざ知らず、医師不足と自由思想が進んだ平成の世において、この両者は非常に互換性がある気がします。つまり、大学医局と市中病院の境界は、昔ほど厳格に分かれておらず、医局に入ってから市中病院に出たり、その逆コースもかなり容易にできるようになっているみたいです。
恥ずかしながら、難しい話をすると着地点がわからなくなる、という現象に今陥っています。何が言いたいのか自分でもよくわからないのですが、要するに「自分が納得できる進路を選べばよろしい」ということです(偉そうですみません)。
たまには教訓めいたことを言ってみたいものですが、立派とは対極の生き方をしている人間には、なかなか難しいことなのかもしれません。
十和田の秋は過ごしやすくて大好きです。ただ、気を抜いているとあっという間に厳しい冬になってしまうため、短い秋をいろんな形で満喫したいと思います。
「食欲の秋」という悪魔の誘惑だけには、溺れないように気を付けます(時すでに遅し、という批判は勘弁してください)。
平成26年9月29日 研修医:桐野創
初めまして、こんにちは。今回が初めての寄稿となります1年目研修医の横野良典です。
大学を卒業し、4月から十和田の地に来て病院で働くようになり、気が付けば6か月もの時間が過ぎていました。1日1日は長いのに、振り返ってみるとあっという間ですね。
麻酔科から始まった私の研修プログラムでは、2か月ごとに科を移り、現在は3つ目の呼吸器内科にお世話になっております。各科の先生のマンツーマン指導を受け、様々な手技を教えていただき、毎日勉強になることがたくさんあります。あとは見て、聴いて、触っただけで知識・経験が身に付けばいいのですが・・・。医師に必要とされる活きた知識・技術は奥が深く、指導医の先生を見て感激する場面が多々あります。それと同時に私の知識のなさを痛感する場面がほとんどで、「早く一人前になれるように努力を重ねていかないと!」と思い、日々過ごしています。
今年は、十和田市立中央病院の研修医は私一人なので、初めは「どうなるのか、寂しい生活になるではないかな。」と思っていたのですが、2年目研修医の先生、指導医の先生方や医療スタッフの方々に声をかけていただいて、寂しさを感じる間もなく過ごせています。周りの方の人間性や温かさに感謝、感謝です。
ふと外に目をやると、夏は終わりに近づき、朝晩は秋を感じさせる季節となってまいりました。この日記を読んでくださっている皆様は、体調など崩されていませんか?
私事ですが、10月12日に「とわだ駒街道マラソン」に参加させていただくことになりました。私を含めたくさんの病院スタッフも参加されるそうです。 秋といえば、勉強の秋、スポーツの秋、スポーツの後のお酒がおいしい秋ですので、皆様も思い思いに身体を動かしてみてはいかがでしょうか? きっといいことが待っているのではないかな、と思います(^^)
そんな、今日この頃でした。
平成26年9月16日 研修医:横野 良典
お久しぶりです。
いつの間にやら桜が散り、梅雨が始まり、W杯も終わってしまいました。「光陰矢のごとし」なんて言葉は20代のうら若き研修医が使うべき言葉ではないのかもしれませんが、それくらい充実していた3か月間でした。
わが病院の研修の特徴として、2年目の選択期間が10か月と比較的長いことが挙げられます。将来専攻する科を重点的に回るもよし、マイナー科も含めて様々な科をローテートするもよし、と自由度が高いのがウリです。
よく指導医の先生方から、「現在の研修制度は単に一人前になるのを遅らせているだけだ」「モラトリアムの延長である」「早く恋人を作れ」「痩せろ!」と言われます(一部自分だけしか言われていない気もしますが・・・)。
旧来型のストレート研修を経験していないので何とも言えませんが、現行のスーパーローテート型研修もそんなに悪くはないような気がします。確かに、1-2か月回っただけで、その科で会得できる知識・手技は専門家から見れば微々たるものかもしれません。しかし、広い視野をもって総合的に患者さんをマネージメントする時に、他科の事情を少しでも知っていることは役に立つことはあっても邪魔にはならないかと思います。
簡単な例を挙げてみます。心血管疾患を持っている方は、抗血小板薬・抗凝固薬を日常的に服用していることがほとんどです。循環器や脳外科の先生方からしてみれば、疾病の再発防止の観点から、それらの服用は疑う余地すらありません。しかし、その患者さんが外科的処置が必要になった際、一時的にそれらの薬は止めなければなりません。外科系の先生方からしてみれば、患者さんの命を守っていたそれらの薬が、逆に手術のリスクになってしまうのです。
このように、それぞれの診療科によって、同じ医療行為でも良いか悪いか意見が割れることは度々あります。そのような時に、どちらの事情も知っていれば患者さんにとっての本当の利益を考えることができるのではないでしょうか。
柄にもなく真面目っぽい文章を書いてしまったせいか、体中がむずがゆくなってきました。まあ僕みたいな“元祖引きこもり”にとって、半強制的に新しい環境に身を置くようなことがない限り、人間の輪が広がることはまずないでしょう。そういう意味でも、色々な科を回ることは決して人生の無駄遣いなんかではないように思います。
GWから始めたD○Cプロテインダイエットも挫折気味で、リバウンドに悩まされています。今年の夏も、公害アセスメント法の観点から、人前で水着になることは自粛したいと思います。
平成26年7月9日 研修医:桐野創
こんにちは。研修医の桐野です。関東は既に花見シーズンは終わったようですが、十和田の桜はようやく蕾が膨らんできたところです。花より団子の僕のお腹も、着々と膨らんでいます。
先日、高校時代の部活の恩師にお会いしたとき、「お前のブログ読んでいるぞ」と言われました。
さらに「あんなネガティブな文章ばかり書いて、醜い」とお叱りの言葉までいただきました。
僕も好きであのような文章を書いているわけではないのです。
根っからのマイナス思考と薄っぺらい私生活のため、毎回似たような稚拙な愚痴を書き連ねたものになってしまっているのです。
そろそろ優秀な後輩にこの日記を丸投げしたいところですが、最近は“パワハラ”という言葉も世の中に浸透しつつあるので、迂闊に先輩風を吹かせられないのが残念です。
先輩や同級生がちらほらと結婚し始めています。
それ自体は非常におめでたいことなのですが、日本人というものはどうしても相対評価をしたがるようです。必ずといっていいほど「お前は結婚しないのか?」「なんで付き合わないの?」と、氷河期真っ只中の僕の傷心に塩を塗りこんできます。
家事できない、コミュニケーションうまく取れない、末っ子根性丸出しのハナタレ海坊主が結婚できるほど、世の中甘くないことは重々承知しています。自分で分かっているからこそ、人に言われるとなおつらいのです。
しばらくは増税後に衝動買いした3-DSで“おひとり様”生活を満喫したいと思います。
平成26年4月17日 研修医:桐野創
今年の冬は特に雪が多かったみたいですね。東北ビギナーの僕は完全に参ってしまいましたが、段々暖かくなるにつれて僕の心も氷解してきているような気がします。
いつの間にか3月。春は出会いと同時に、別れの季節・・・なんてセンチな気分になれるほど、僕の私生活にドラマはありません。毎日病院と家の往復です。社交的という言葉と対極の性質を持っているため、基本的には引きこもってばかりです。乱れた食生活により、新たな脂肪を10kgほど蓄えて、初めての十和田の冬は終わりを迎えようとしています。
もうすぐ研修2年目に突入するわけですが、「できることを一つ一つ積み重ねていく」ということは1年目と変わりありません。背伸びをしても足首を痛めるだけですから、淡々とやるべきことをこなしていこうと思います。4月病や5月病にかからないように、心の平静を保ちながら、立ち止まることなく走り続けることができればいいかな、と思う次第です。
よく、「医者としての夢は無いのか?」と質問を受けることがあります。僕の同級生の多くは、その質問に対して確固たる回答を持ち合わせており、またその内容もかなり立派なものであることがほとんどです。すでにその夢へ向けて、行動し始めている人も少なからず知っています。
正直に言うと、僕にはまだそのような目標や夢がありません。こんなことを書くと「何も考えずに医者をやっているのか!」とお叱りを受けそうですが、嘘をつくにも材料がないためつけません。“五里霧中”という状態がまさか自分に訪れるなんて、夢にも思っていませんでした。
2年目にはある程度の方向性を決断しなければならないことを知っているがために、しばらくこの悩みは尽きないことでしょう。
これを書いている途中、外科の先生に「もっとポジティブな文章を書いてくれ」と要請されてしまいました。
今回、その期待には応えられそうにありません。不出来な研修医でごめんなさい。 次回は読んでる人が微笑むような文章を綴りたいと思っていますが、あまり期待せずに待っていてください。
平成26年3月17日 研修医:桐野創
朝起きて、窓から雪しか見えなくても何も違和感がなくなってきた今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
お久しぶりです。約4か月ぶりの投稿で、何から書けばよいかよくわからないのですが、とりあえず思いついたことを載せて字数を稼ぎたいと思います。
10-11月は外科、12-1月は麻酔科と、生活の大半を手術室で過ごしていました。
手技中心で比較的忙しかったので、自然とダイエットできるかなぁ、と期待していたのですが、ふたを開けてみれば3kg増と、何ともぱっとしない結果でした。
怖くて体脂肪率は測っていません。
自分の不器用さ・知識不足に落ち込んでばかりで、時には雪と共に消えてなくなってしまいたいとよからぬことを考えたりもしましたが、周囲の先生方、看護師さんなどスタッフの方々、患者様、そのご家族の優しさで、何とか命をつなぐことができました。この場をお借りして御礼申し上げます。
東京から出たことのない人間にとって、確かに北の冬は慣れないことだらけです。スケートリンクのような道路で何度も転び、頼みの綱である自転車は全く機能しません(まあ車を買えばいいだけの話なのですが)。夜、寒さで目が覚めることもしばしばあります。そんな時、身も心もあたためてくれる女性がいればと思うのですが、横を向いても薄汚れた抱き枕が転がっているだけです。寒さ倍増です。
次に迎える春は、今までの人生において味わったことのない感動があると思います。
久しぶりに書いていて、なんてネガティブな文章だと自分でも辟易します。今の指導医にもポジティブになるようにと毎日言われているのですが、そう簡単に人間は変われないのです。雪国の醍醐味であるウインタースポーツができれば楽しいのでしょうが、僕には体重過多と膝痛という悲しい現実があるため、ゲレンデに足を運ぶことはないかと思います。
ではでは。
平成26年2月10日 研修医:桐野創
明けましておめでとうございます。
この研修医日記は、今まで桐野先生が記載していますが、新年初回は、新参者が徒然なるままに書いてみようと思います。
さて、早いもので研修医生活も9か月が過ぎました。
今感じていることは、十和田市立中央病院は、前評判通り、実践的な研修の機会に多く恵まれているということと、意外にも勉強会や、研修会への参加の機会、及びその補助に恵まれているということです。
病院内では、指導医講義&研修医症例発表(月1、2回)、各科持ち回りの救急室勉強会(計10回程度)、院長と研修医による救急症例検討会(月2回程度)、各チームによる勉強会、その時々のTOPICSに合わせた著名な先生方をお招きした講演会、そして、地域医師会の勉強会、および青森県の研修医ワークショップが定期的に開催され非常に充実したものとなっています。
加えて、BLS、ACLS、PALS、JATEC等様々な講習会の参加に対し、病院から積極的な補助があり、希望すればこれでもかというくらいに学ぶ機会があります。
実践での経験が多い分、勉強会での知識が直結し、相乗的に研修できる環境だなと感じています。
また、医師を特に必要とされている地域で、病院職員だけでなく、地域医師会、患者様、地域の皆様に暖かく見守られながら研修でき本当に幸せだなと思います。
こんな素晴らしい十和田で一緒に医療をしてくださる仲間が今後もますます増えることを楽しみにしています。
秋も深まり、八甲田山にも紅葉が色づき始めた今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は10月から外科を回らせていただいています。毎日手術や胸腔穿刺など、勉強すべき様々な手技が次から次へと出現するため、充実した毎日を過ごしています。 食事量も減り、研修と同時にダイエットもできて、僕は幸せ者です(?)。
先日、「駒街道マラソン」に出場してきました。病院前の官庁街通りを走る大会で、マラソン狂の院長の優しい圧力によって走ることになってしまいました。しかも10km。
100キロ越えかつ運動不足のメタボ人間にとっては、苦行以外の何物でもありません。 走り出して数分で膝に痛みが走り、老若男女関係なくどんどん追い越されていき、気付けば最後尾。
何度もリタイアしようと思いましたが、街道の温かい声援のおかげで、最下位ながらも何とか完走することができました。 タイムは1時間13分。歩いたほうが速い気がします。
医者には体力が不可欠である、という言葉が身に染みた一日でした。
平成25年10月14日 研修医:桐野創
お久しぶりです。研修医の桐野です。約1か月更新が滞っていました。
この日記はほぼ誰にも認知されていないものとして適当に書いていたのですが、大学時代の後輩に「見ています」と言われてしまいました。こんな駄文を読む暇があるならば、もっと有意義に学生生活を過ごしてもらいたいものです。
最近、「十和田はお祭りが多いな」と感じます。
9月に入ってからもB-1グランプリや秋祭りといったイベントが、病院前の大通りで開催されていました。その都度、信じられないくらい多くの人出があり、人混みが苦手な自分は家に引きこもっていました。
日本人にとって祭りは、単なる“騒ぎ”ではなく、宗教・神事として・・・と祭りについて考察するほど、知識も文章力もないのでやめておきます。
ただ、地元のお祭りから五輪まで、大小関わらず日本人は“祭り”が好きなんだなあ、と実感するとともに、素直に喜べない自分のひねくれた性格に辟易する今日この頃です。
個人的には祭りを好きにはなれないのですが、医者の立場から見ると、普段はあまり笑顔を見せない患者さんがうれしそうに、「家族とお祭りに行ってきた」と話しているのを見て、医学的にも悪いものではないのかな、と思います。
先日、東京の実家に帰った際、父親に「東京五輪決定おめでとう」と声をかけたら、「俺は反対だ!」と一喝されてしまいました。親子の血のつながりを感じました。
平成25年9月26日 研修医:桐野創
こんにちは。研修医の桐野です。
気が付けば8月が終わっていました。
学生時代から夏らしいイベントにはあまり参加してこなかったのですが、それにも増して今年は夏をスルーしてしまった気がします。あまり夏を満喫しすぎる社会人というのもどうかとは思いますが・・・(決してリア充をうらやましがっての発言ではありません!)。
最近、当直でよく“虫刺され”の患者さんを目にします。
最初は「虫刺されで救急外来受診するの!?」と驚いていたのですが、実際に診察してみると刺入部が腫れ上がっていたり、全身に発疹が広がっていたり、と様々な症状を呈しています。
特に注意しなければならないのがハチ毒などによる“アナフィラキシーショック”です。刺されてからの息苦しさや血圧低下が出現していたら要注意。場合によっては入院適応になります。
問診・身体診察をしっかり行い、重症例を見逃さないように気を付けたいものです。
大体の患者さんは「何に刺されたかわからない」と訴えるのですが、中には犯人のスズメバチを診察室に持ってきてくださった親切(?)な方もいらっしゃいました。
そのハチがティッシュの中で動き出した時に、救急外来の奥深さ(??)をこの身で体感しました。
十和田の朝と夜には、すっかり秋らしい風が吹いています。結局、今夏家でクーラーをつけたのは1週間ほどでした。暑がりの皆さんは、是非北の地での研修をおすすめします。
平成25年9月2日 研修医:桐野創
こんにちは。研修医の桐野です。
先日、あまりにも寝苦しかったので、この夏初めて家でクーラーを使いました。しかし、100キロオーバーの肥満体がほとんど自然の風だけで過ごせる十和田の夏は、やはり快適だと思います。
最近、見学に来てくれた学生さんを案内することがちらほらあります。
遠いところまで来てくれた以上、もてなしたい気持ちはかなり強いのですが、日常業務と並行すると思っているほど余裕がなくなり、あまりかまってあげられない自分がいます。
いざレクチャーしようとしても、知っている事実をひけらかすだけになってしまい、体系的に教えてあげられるなんて夢のまた夢です。情けない限りです。
人に物事を教えるのが如何に難しく、なおかつエネルギーが必要であるということを思い知った24歳の夏でした。
嫌な顔一つせず、こんな不出来な研修医を指導してくださる上級医の先生方に、ブログ上で失礼ですが、改めて感謝の意を述べさせていただきます。
ここ一週間で、十和田の人口がやたら増えているなと思ったら、お盆で帰省している人たちのおかげだったみたいです。研修していると、暦の感覚が薄れてしまうものなのでしょうか。
皆さんも、ご先祖様を思う気持ちは大切にしましょう、と教育的(?)な言葉で文章をしめたいと思います。
平成25年8月16日 研修医:桐野創
お久しぶりです。研修医の桐野です。
更新が遅れた言い訳をさせていただくと、7月下旬に1週間ほど夏休みをいただき、某アジアのリゾートで命の洗濯をしていました。
早くも夏の楽しみを消化してしまったので、喪失感に打ちひしがれていたのですが、8月からはメンタルヘルス科での研修も始まり、気分一新して頑張っていきたいと思います。
メンタルヘルス科では初診患者さんの問診をとらせていただいているのですが、これがなかなか難しくてびっくりしています。
本診察の前に、患者さんから主訴を聞いて、現病歴、既往歴、生活歴といった基本情報を聞きます。自分から話してくれる方ばかりではないので、根気強く聞きます。(あまりのしつこさに途中で拒否されるケースも・・・)
さらに聴取した情報を、できるだけ読みやすいようにカルテにまとめる、といった作業に追われていると、いつのまにか1時間くらい経過しています。
患者さんから話を聞くという何気ないことからも、医療の奥深さを感じる今日この頃です。 指導医の先生のように、診断・治療に必要なことを簡潔かつ正確に引き出せるように、精進していきたいと思います。
青森は今お祭りシーズンです。ねぶたはやっぱりすごい迫力みたいですね。僕は人ごみが苦手なおデブさんなので行ったことはありませんが、皆さんは是非一度お越しください。
平成25年8月7日 研修医:桐野創
こんにちは。研修医の桐野です。
先日、東京で開催された初期臨床研修説明会の“レジナビ”に行ってきました。自分も学生の時に訪れたイベントでしたが、勧誘する側に立ったのは初めてなので、思いのほか緊張しました。
うちの病院の特徴を説明する際、「手技を多く経験できる」という宣伝を多用させていただきました。
実際に、研修は原則ひとつの科に1人の研修医なので、研修医同士で手技を取り合うことはありません。
多くの症例を経験できるということは、初期研修において間違いなくメリットだと思います。
しかし、「手技が多い」ということには、必ず「責任」というものが伴ってくることを忘れてはいけません。やらせてもらえる分、当然勉強することは増えますし、精神的なプレッシャーも生じます。
ただ、僕は、学生の実習に毛が生えたような見学中心の研修よりは、現場で汗や涙を流しながら能動的に動く研修の方が有意義であると思い、この病院を選びました。
この選択は間違っていなかったと思っています。
研修先を選ぶ時、少なからず迷うとは思いますが、病院の名前などの表面的な情報だけではなく、その病院での日常的な研修内容を見て、自分がどのような研修を送ることになるのか想像しながら考えてみればいいかと思います。
平成25年7月17日 研修医:桐野創
こんにちは。研修医の桐野です。
十和田もようやく夏らしい日が多くなってきましたが、それでも朝晩はかなり冷え込みます。僕の私生活も、未だに冷え込んだままです・・・。
十和田市の観光地として有名なのが、「奥入瀬渓流」と「十和田湖」です。
僕は十和田に来たばかりの4月初頭に同期の車で連れて行ってもらいましたが、その頃はまだ雪も残っていて、観光客もほとんどいませんでした。
印象としては、「大きい湖」という小学生レベルの感想しかありません。
ただ、遊歩道やトイレなどのインフラはそれなりに整備されていますし、近くには秘湯も多くあり、観光地としてはそれなりに成熟している気がします。
これから夏にかけてはベストシーズンみたいなので、十和田にお越しの際は是非一度行ってみたらいいと思います。(薄い情報でごめんなさい。詳しくは十和田の観光情報HPを検索してください)
余談ですが、どうやら十和田湖は心霊スポットとしての全国知名度も高いみたいです。“自殺の名所”という噂があるみたいですが、あれだけ大きい湖だと怪談話のひとつやふたつあっても何もおかしくない気がします。
個人的には、大好きな稲川淳二先生に“十和田湖畔怪談ライブ”を開催してもらいたいです。
「研修医日記」といいながら、研修の内容に一切触れていないので、そろそろお叱りが来るのではとびくびくしています。・・・嘘です。幸いなことに、この日記のお目付け役である院長先生は大変優しい方なので、その優しさに甘えて徒然なるままに筆を走らせていきたいと思います。
平成25年7月3日 研修医:桐野創
十和田市立中央病院で働かせていただいている初期臨床研修医一年目の桐野創と申します。
今回、研修医の日常を文章にしてHPに掲載していただける機会を与えていただいたので、少しずつでも研修の様子をお伝えできたらと思っています。ただ、最初から肩に力が入りすぎると息切れすることは、今までの人生の中で多々経験してきているので、検閲に引っかからない程度に自由度を持たせた文章(良い意味で“適当”に)で書いていきたいと思います。
僕の遍歴をここで書いても仕様がないので省略させていただきますが、最初なので簡単に自己紹介をさせていただきます。
出身は東京都で、大学を出るまで実家に寄生していました。「ずっと都市部にいると地方暮らしに憧れる」という、定年後のサラリーマンみたいな気持ちも多少あったと思いますが、縁あって十和田の地で医師としてのスタートを切ることになりました。
実際に十和田で生活を始めて3ヶ月が経ち、良いことや不便なことが少しずつ見えてきました。
<良いこと①:人が優しい>
こんなことを書くと東京に戻りづらくなりそうですが、勇気を出して書かせていただきます。患者さんや病院関係者の方々、近所の人たちが、ほのぼのとしていて優しい気がします。あくまで、全体的な印象です。
<良いこと②:自然多く、人が少ない>
これは良いことなのかどうかわかりませんが、東京で日々満員電車に悩まされていた僕にとってはものすごい長所だと思います。近所の公園を散歩しているだけで、幸せな気持ちになれます。夜、外に出ると人がいない、なんてことも最初は不気味でしたが、もう慣れました。
<良いこと③:飯が安くてうまい>
十和田はバラ焼きが有名ですが、それ以外にも美味しいものは沢山あります。八戸も近く、魚介類は新鮮かつ旨いものが普通の居酒屋にてお手頃価格でいただけます。馬肉もおいしく、焼き肉屋も市内に数多くあります。気を付けないと、健康診断でメタボ判定されてしまいます(僕はしっかりひっかかりました)。
不便なことは、車がないときつい、ということくらいでしょうか。ただ、僕のマイカーは2万円のママチャリなので、車がなくてもなんとかやってけるものです。
研修については、またの機会に書きたいと思います。
平成25年6月30日 研修医:桐野創